今回も土日にかけた弾丸旅行でしたが、メインの森山直太朗コンサートがかすんでしまう？ほど（笑）、ゆったり充実した２日間でした。
１日目は、岡山県真庭市北部の蒜山地方に位置する
蒜山高原からスタート。
シーズン前かつ早朝到着した甲斐あって、広々とした高原風景をゆったり満喫。
待ちわびていたソフトクリーム。かぶりついたらクチビルのような跡が。
ランチはチーズ販売店かつ小さなレストランを営むイル・リコッターロにて。自家製リコッタチーズをふんだんに使ったランチが絶品でした。チーズ製造をメインにしているからか、わずか数席、営業も週３日という超スモール経営のレストランでした。
近所のイタリア人から譲り受けてるという手摘みのオリーブオイルは、まだ熟しきっていないトマトのような青くささがかすかに感じられました。まるでオリーブそのものをぎゅっと噛みしめたような、初めての感覚で、手仕事ならではの美味しさをしみじみ味あわせてもらいました。
ランチの後は岡山市に移動。半年前に岡山駅前にできたばかりの巨大なイオンモールに行ってきました。アパレル、食品、雑貨などなど、大都市に負けない充実したラインナップに「岡山、やるなあ」と感心する一方、イオン台頭によって地域ならではのでこぼこした特色が失われたり、それぞれに培われてきた生活文化がひらたく画一的なものへと変わっていくのかなと思うと、何とも言えない気持ちに。
夜はヴィア・パーチェというイタリアン。我々の泊まるホテルから歩いて五分という奇跡的な近さでした。女性客が多くて、土曜日の夜だからか、みんなゆるりと楽しく飲みながら、賑やかな雰囲気。徳島では外でイタリアンを食べる機会が意外と少ないので、思いがけずイタリアン尽くしの１日に。
生ハムとサラミの５種盛り
葉玉ねぎのアマトリチャーナのブカティーニ
大きなお腹を抱えたわたしにも、念のためという感じで、ウェイターの方がワイングラスの有無を聞いてくれました。でいくん曰く「妊婦でも多少なら飲む人はいるからね。ひろさんにもワイングラスの有無を聞いてくれたのは、そういう風に教育されてるからなんだよ」とのこと。みんな、いろいろ考えてるんですなあ。
ワインは飲まずとも、悪阻時代の数少ない心の友であったお肉とチーズに囲まれて、今宵は大満足でした。最後の晩餐っぽい感じで、わたしもポーズ。
