なみだの東京フルスロットル | いぬのクシャミとチーズの鼻歌

いぬのクシャミとチーズの鼻歌

だんなさんの転勤で、徳島県であらたな暮らしをスタート。
人生ではじめての田舎暮らしですが、どこにいても「善く食べることは善く生きること」、まいにちの小さな食卓を記録していきます。

めまぐるしかったけれど、忘れがたい東京最終日でした。

朝は広告代理店時代からお世話になっている鍼灸師・道先生に身体を診ていただき、心身ともにあたたまり、そのあと成城学園で祖母とランチを。老舗の蕎麦屋さんで蕎麦をすすっていたら、なんと隣に小澤征爾さんと娘さんの征良さんがひょろっと現れてびっくり。小澤さんは成城が地元なので、その蕎麦屋の常連らしいとのこと。お元気そうで何よりでした。征良さんの本、けっこう好きだったのだけど、やはり声かけられなかったなあ。

夕方に二子玉川であっこちゃんとお茶。3月にお産予定のあっこちゃん、次会うときはもうお母さんなのねと思うと、感慨深いです。

夜はばびさん宅でお料理クラス。今日はSpecial企画で、代官山に香港カフェを営む若手料理人・村木美沙さんが点心を振舞ってくださいました。中国料理と点心は本来は別々の料理で、点心は点心師という技術職の人たちが織りなすものだそう。その点心師として本場香港で腕を磨いた村木先生、若いのにしっかりしてるなあと感心してたら、なんとなんと同い年でした。しかも高校時代はボート部だったらしく、同じくボート部出身のうちの旦那さんとどっかで共通の知人がいるかもしれないねと、ひとしきり盛り上がり笑。料理や会話が盛りだくさんの食卓で温まった~~。

こちらの事情を慮ってくださったばびさんが、「もりおか。もし産後とか大変だったら、うちの実家においでね。いつでも困ったらすっとんでいくから!」と励ましてくださり、帰りがけに思わずなみだ。。

こころよく家を使わせてくれるリカちゃんはじめ、妊娠してから改めて実感する、血の繋がらない家族たちのありがたさ。当たり前じゃないのに、当たり前のように手を差し伸べてくれるありがたさ。ほんとうにありがたいです。

もちもち水餃子。タレなしで十分おいしいし、おかずも炭水化物も一度に摂取できちゃう一話完結料理なのです。家族や友人たちとワイワイ作って味わいたい。大根の花椒風味の浅漬けも最高でした。塩少なめだから、サラダ感覚でたくさん食べられます。
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鯛のおこわ。蒸したての餅米と胡麻油の香り高さにうっとり。
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生姜の牛乳プリン。ゼラチンなどをまったく使わず、生姜の酵素だけで仕上げた逸品。ヨーグルトとプリンの中間のような、やさしいやさしい舌ざわり。シンプルなだけに難しそうだが、子どもとか大好きな味だろうなあ。チャレンジしてみよう。
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