里芋とわたし | いぬのクシャミとチーズの鼻歌

いぬのクシャミとチーズの鼻歌

だんなさんの転勤で、徳島県であらたな暮らしをスタート。
人生ではじめての田舎暮らしですが、どこにいても「善く食べることは善く生きること」、まいにちの小さな食卓を記録していきます。

昨日煮た里芋がとてもイマイチだったので、ふたたび炊き直し。片手間でやっていた昨日を反省し(いや、片手間は悪くないのだが、ちょっとした違和感を無視したりポイントをきちんと見据えなかったことが良くなかった)、今回は鍋から片時も離れず、味見しては調味、味見しては調味を繰り返す真剣勝負。

箸でときおり混ぜっ返えすうちに、里芋は煮崩れ、切り干し大根はとろけるように軟くり、なんとも不恰好な煮物になってしまったけど、軟い切り干し大根が里芋と汁のつなぎになって、思いがけずやさしい味わいに。

なんだ、美味いじゃないか。

ちゃんと向き合えば、何かしら理にかなったかたちに着地してくれるのかな。知らない間に肩に入っていた力が、ふいにゆるっと抜けたような気がしました。
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そんな里芋たちを供えたランチ。
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夜ご飯は、サーモンコンフィにバジルペースト、春野菜、ブルグルのサラダ(玄米のようなブルグルという穀物にピクルスと香菜をオリーブオイルと一緒にサラダ風に和えたもの。玄米の出がらしをピクルスと和えたばびさんの一品からヒントをもらいました。滋味も栄養もこれ一つでいけるんじゃないかという一挙両得の一品!)、残りものポタージュ。
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春野菜のお供に柚味噌、ワインビネガー
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酷使し過ぎて、わずか数日でボロボロになったスポンジ。心が痛むので、次からは動物型のスポンジはやめようと思います。
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