オートポリスの予選前ピットウォーク
一台だけ
お客さんにオシリをむけているマシンが・・・
紫電くんです。
じつは
お顔が出せない理由が・・・
だって
こんななんだもん
左フロント破損。
すでに
予選も決勝も出ないことが決まっていました。
シャトルバスに乗り
オートポリスへ到着した土曜の朝
すでに、フリーが始まっていました。
とりあえず、スタンドに座り
水しぶきをあげて走るマシンたちを眺めていると
バスで一緒になったヨッスィーファンさんが
「紫電、止まってない
」
えっ
スタンドからも見えるコーナーで
突っ込んでしまっている紫電。
ドライブは加藤さん。
場内アナウンスもとりあげていますが
緊迫した様子ではありません。
「また、修復劇場だね（笑）」
そんなふうに笑っていたんですが。。。
フリー後
迫りくる台風の影響を受けて
冷たい雨が降りしきる中
覗きに行ったパドックで知ったのは
紫電、リタイヤ。
カンタンに言ってしまうと
破損した左フロントは
現地で修理できる範囲ではないとのこと。
「ムリしてくっつけても走れないことはないけど
それで途中で壊れて、周りに迷惑をかけてもね。」
と、監督。
大変な状況下でも
説明してくださった後藤監督に感謝です。。
ドライバーさんも、チームの方も
いつもと変らない様子で話してくださいました。
ほんとうに、感謝しています。
それでも・・・
拾い集めてきパーツを
つなぎ合わせながら
エンジニアさんとドライバーさんが話している様子を遠目に見ているとき
ワタシの中でも、何かが壊れて
急速に冷えていくのが解りました。。。
不満とか、落胆とか
そんな
ヒトに対するマイナスな思いはまったく起きませんでした。
もっと、根っこにある何か。
どんな状況下でも、持ったことのない感情。
しいて、言葉にするなら
サーキットなんて
来なくてもいいんじゃないの？
驚くでしょう。
シケインちゃんが、こんなこと言うの（笑）
でも、この思いは
いまでも心の奥底に、うっすらと沈んでいます。
う～～～ん
やっぱ
がっかりしちゃったってコトなのかなぁ
あはっ
タイトルの
「こんなことになっちゃってました～」
は、ワタシ自身ですね
オートポリスのあと
WEC観戦で、３日間、富士へ通いました。
応援するチームがないっていうお気楽感
はじめは、楽しかったんですが・・・
日曜の決勝途中で、ちょっと飽きましたぁ
WECで観たアウディはカッコ良かったけど・・・
負けたって悔しいと思えないマシンを観ているのは
レース観戦ってカンジじゃない。。。
そのあと
オンデマンドでWTCCを観ていました。
ヨッスィーファンとしては悔しいレース。
現地にいたら、もっと悔しかったでしょう。
それでも
鈴鹿にいたかった、と思えたりして。。。
ならば
やっぱり、戻るしかないのかな。
サーキットへ
ってことで
もてぎへ行ってきま～す
APで壊れたワタシの破片は
いま、もてぎに散らばっているのでしょう。
拾い集めて
紫電"カリスマ"メカニック集団よりも急ピッチで修復して
決勝を観てきます。
いまは
７年間、走り続けた紫電が
チームの方たちの思い残すことがないようなカタチで
さいごのチェッカーを受けられたらイイナ。
それだけ。
もちろん
チャンピオンシップが三つ巴で白熱する中
空気読まずに表彰台に立ってくれたら
それがイチバン嬉しいデス
と、
皆さんへは
いつものお願い
紫電も応援してネ～
と、一緒に
今回はお願いします
紫電の最終戦
悔いのないように観てこられるよう
ワタシのことも応援してネ～
もちろん
アストンのチャンピオン表彰台も
撮ってくるからね
それでは
あ・・・・
オーポリのお話は
まだまだ、つづきま～す 