大きな鞄一つで歩く少女

レモングラスを摘みとる老夫婦

葉巻きをたしなむ少年達

ビールをあびる警察官

もうすぐ今日が壊れる

僕はそれを見ている

繰り返し見ている

未だ君はこない。
僕はきっと

イロイロナモノヲ

犠牲にしているんだろう

イロイロナ感情も

色々なケンリすらも


そうしてまでも

歌う意味は

かならずある
そこは夢の世界だった

僕が望んでいた世界だった

僕はそれをずっと眺めていた

境界線のフェンス越しに

羨望と嫌悪の眼差しで

滲み出した世界をそれでも見続けた