魂柱の調整をしてみたいと、常々思っていたのですが、こんな治具があることを知り、さっそく eBay で発注しました。

 



本体 $33 + 送料 $11 で、計 $44 でした。国内で買うと、8千円〜1万円くらいのようです。中国からの発送となるようで、1〜2週間かかる模様です。

また、YouTube に、こんなビデオもありました。

 

魂柱立て作業(チェロみたいですが、分かりやすいです)

 

Basic bass soundpost setting(こっちはコントラバスです)

 

その他、中の魂柱を取り出すための Grabber とか、エンドピンの穴から挿入するカメラとかも買いました。

 

Grabber - eBay ¥196(送料無料)

 

Endoscope - eBay ¥585(送料無料)

 

自分で魂柱の調整ができるようになりましたら、改めてレビューを書いてみたいと思います。

 

ご参考になれば幸いです。


// hirosmb

弓は、ジャーマン・ボウ(ドイツ・スタイル)とフレンチ・ボウ(フランス・スタイル)の2種類があるのは、多くの方がご存知かと思います。

 

日本では、ジャーマン・ボウを使われている方が多いのですが、ボクは以下の理由からフレンチ・ボウを使っています。

 

①チェロ等、他の弦楽器の多くがフレンチ・ボウなので、将来的に演奏できる楽器が増えることを期待。

 

②YouTube 等インターネット上には、多くのフレンチ・ボウ奏者が、動画を公開している。

 

③座奏では、フレンチ・ボウの方が、演奏し易いように思えた。

 

一方で、日本でレッスンを受けようとすると、圧倒的にジャーマン・ボウの先生が多く、フレンチ・ボウの先生を探すのには苦労が伴います。

 

基本的なフレンチ・ボウの持ち方は、YouTube 等インターネット上に多数ありますので、ここではレッスンで先生に指摘された事項を中心に書いて参りたいと思います。

 

■フレンチ・ボウの持ち方

 

この写真も1年半以上前のものですが、現在も大きくは変わっていない(進歩していない (TT)ので、このまま使うことにします。

 

フレンチ・ボウの持ち方の基本は、親指が弓とフロッグの接点部分(「U」字の角の部分)にかかっており、人差し指は弓の前方にかかり、中指・薬指はフロッグの裏側、小指は裏側の白い丸の部分辺りに置いています。

 

大事なのは、親指が若干曲がっていることです。親指が伸び切ると、弓を持つ手に遊びがなくなることで、ミストーンしやすくなり、同時に疲れやすくなります。

 

先生に指摘された事項には、以下のようなものがありました。

 

①弓を持つ力を抜いて(脱力)、力で弦に押し当てるのではなく、腕全体の重さが弦に載るようなイメージ。

 

②手首を柔らかくし、ダウン・ボウ(引き弓)の時は手首から引き始め、アップ・ボウ(押し弓)の時は手首から入れ(押し)始める。

 

③言葉を換えれば、ダウン・ボウの時は弓が弦との摩擦で引っ張られ、自然と手首が逆「く」の字となり、アップ・ボウの時は「く」の字となる。

 

④親指は、ダウン・ボウの時「肉」が引っ掛かり、アップ・ボウの時「爪」が当たる。

 

⑤弓中央に弦を置いた時、右手手首は概ね真っ直ぐとなる。それより弓元に向かうと「く」の字、弓先に向かうと逆「く」の字となる。

 

⑥弓は、弦に対して垂直にボウイング(押し、引き)し、G 弦の時に手首は身体から離れ、E 弦の時に近づく、その距離感を身体に覚えこませる。

 

⑦弓を引くときは、最初肩を開き始め、続いて肘を伸ばす感じ。

 

⑧弓を押すときは、その逆で、最初肘が曲がり、その後肩を閉じていく。

 

⑧弓先(先端側)には力がかかりにくいので、弓を押す方向に手首を、若干「逆時計回り」方向にねじる。(手の力で弓を弦に押し付けるのではない)

 

言葉にするのが難しいです。こんな表現で、多少なりとも伝われば良いのですが。

 

■指摘された悪い持ち方

 

上記の写真では、フロッグの「U」字の部分に親指がかかっていまっています。

 

弓とフロッグの接点(「U」字の角の部分)に親指をかけると、押さえるところが狭いことから、親指に力が入ってしまい、結果親指が痛くなり、それを逃れるために、安定する「U」字の溝に親指が落ち着く、というのが当時の状況でした。

 

先生からはダメ出しを受けましたが、その後 YouTube で、イタリアンだかどっかのスタイルで、この持ち方もあることを知りました。

 

なので、絶対にダメってこともないのでしょうが、今は普通のフレンチ・スタイルに慣れましたので、上記のような持ち方はしていません。

 

また、他ソリストは、こんな持ち方をすることもある、と解説しています。

 

 

実際この持ち方で演奏してみると、弓が回ってしまい、不安定この上ありませんが、これで演奏できるようになるということは、ひょっとしたら脱力できていることになるのかもしれません。(笑)

 

やっぱ一番難しいのが『脱力』です。

 

脱力と言っても、完全に力を抜いてしまったら、弓を持つことも、弦に当てることもできなくなってしまいます。

 

『脱力』とは、無駄な力み(りきみ)を抑え、必要最低限の力加減で弓を持つことで、右手全体の筋肉を柔らかく使えるようにすることだと考えます。

 

右手に力が入ると、必然的に腕や肩の筋肉もこわばり、音が固くなり、ミストーンも増えるということのようです。

 

ご参考になれば幸いです。

 

// hirosmb

 

ご無沙汰しております。2016 年 4 月の書き込み以来なので、実に1年半以上ぶりの更新です。

 

自身の不注意で、左手薬指の腱を切ってしまい、1年くらいベースが弾けない状況でした。

 

半年くらいで腱そのものはつながったのですが、薬指を真っ直ぐ伸ばすことができず、常に多少曲がった状態となり、曲げたら曲げたで、自分の期待する以上に曲がってしまい、まともに弦を押さえることができませんでした。

 

指の筋力を強化するリハビリを更に半年くらい継続し、現在は右手薬指と同じくらい伸び、曲げも問題なくなり、無事バンドにも復帰できました。

 

ということで、本日はコントラバス・レッスン備忘録の第2段として、ネックを押さえる側の『左手』について書いてみたいと思います。

 

ご存知の方も多いかとは思いますが、左手の基本は、人差し指、中指、小指での押弦となります。押さえ方の基本は、様々なホームページにありますので、そちらを参考にされてみてください。

 

コントラバスの弦は非常に太く、エレクトリック・ベースのように軽く押さえられず、またフレットがないことから正しい音程をキープするためにも、4指すべてを使って、基本形のままシフティング(上下の移動)するのが基本です。

 

■左手基本形

 

この写真、まだ腱が元気だった頃のものなんですねぇ。懐かしい・・・(笑)

 

で、先生から指摘された事項には、以下のようなものがありました。

 

①ネック裏の親指は、伸ばしたり、反らしたりせず、若干アーチ状になる。(ゆで卵を握っているようなイメージ)

 

②指板側の指も、すべてアーチ状に保つ。

 

③人差し指は、ナットと平行となり、移弦の際は指を伸ばすのではなく、肘を動かし、人差し指が水平に移動するよう心がける。

 

④中指は、薬指と連動して動かす(くっついているが、薬指は押弦しません)ので、この2指をテープ等で固定して練習するのは有効。

 

⑤小指が押弦する際、薬指も押弦し、小指を補助する。

 

⑥親指は、中指の対向位置とし、親指を中心にシフティングするイメージ。

 

⑦押弦は、ハンマリング・オンのイメージで、バシッと指を叩きつけるように押さえると、音程が安定する。

 

⑧左手の肘を下げると、それに引っ張られて、押弦がシャープ(音程が上がる)する。

 

これ↑、昔の練習メモを読み返して書いています。なんか、いっぱい指摘されてんなぁ。

 

その他、自分なりに気が付いた点としては、以下のようなものがあります。

 

⑨弦は、エレキベースのように弦のみを押さえるのではなくて、弦と共に指板にも若干触れ摩擦を増やすことで、弦の動きに引っ張られず、押弦が安定する。

 

⑩最初にローポジション(ナット側)に左手を置く際には、ナット位置に人差し指を置き、小指が2フレット相当の位置にくるようにして、そこからハーフポジション~セカンドポジションを当たる。

 

⑪力で押弦していると(リラックスしていないと)、演奏しながら徐々に音程がシャープする。

 

以下に先生に指摘された、左手の悪い例をあげてみます。

 

■握りこみ

 

左手が疲れてくると、エレキベースのように、ネックを握りこんでしまっていました。

 

ネックを握りこむと、シフティングがしずらくなり、指の力だけの押弦することで音程も不正確になり、何よりも指への負担も増えます。

 

正しい左手が作れるようになり、疲れにくくなることで、自然とネックを握りこむことはなくなりました。

 

■親指が逃げてしまう

 

 

上の写真は少々大げさに親指の位置を上下にズラしていますが、左手をシフティングすると、結構似たような状態になることがありました。

 

指板側の指で音程を探しに行くと、それに親指がついて来ず、ネック裏の摩擦であらぬ方向にズレてしまうのです。親指でシフティングするイメージが出来上がることで、これは自然と治りました。

 

■親指が伸び切っている

 

一番最初の写真と比べると、親指が伸び切っているのがわかります。これでも、そこそこ音程が保たれ、ビブラートもかけれなくはないのですが、如何せん親指に遊びがないので、疲れやすく、シフティングがバタバタしてしまいます。

 

これは、今でもたまになってしまいます。ボクは、比較的手が小さいので、6弦ベースでは、親指を突っ張らないと、6弦(Low B)に指が届かないので、コントラバスで何等か押弦しにくい時などに、その癖が出てしまっているのだと思います。

 

手の大きさや指の長さの違い等により、正しい押さえ方は微妙に異なるかと思われますが、基本的には筋力的に弱い指の力で弦を押さえ込むのではなく、腕全体の重さで押さえるのが良いようです。

 

その際、腕をひっぱるイメージとなるわけですので、言い方を変えれば、腕はネックに対し垂直方向となるのが基本で、肘が上がりすぎたり、下がりすぎたりするのは、効率が悪くなると言えます。

 

とは言え、実際には、ローポジションで肘が下がるプレイヤーが多いように思いますので、その辺はご自身の体格や演奏の仕方(立奏か座奏か等)で要調整かと思われます。

 

2~4弦等に移弦する際は、肘は外(身体から離れる方向)へ移動させ、指のアーチの形を崩さないようにするのがコツのようです。

 

他にもいろいろポイントはあろうかと思いますが、まずは親指と肘に注意を払い、自分なりの左手、左腕を作るようにしています。

 

ご参考になれば幸いです。

 

// hirosmb