悪弧伝(伝承地:栃木県大田原市) | ~心はいつでも神楽団・芸北地域と共に~

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インド・中国と、世界をまたにかけて無世の民を惑わせ続けた金毛九尾の狐は、鳥羽上皇の時代に、とうとう日本に上陸して来た。この悪狐は玉藻前という女性に化けて宮中に入り込み、天皇の寵愛を一身に受けていたが、陰陽師に正体を明かされで、下野国(今の栃木)那須野ケ原まで逃げきたのだった。
再び玉藻前に化けた狐は、この地のお寺に宿を求めます。和尚は快く迎え入れ、もてなしの味噌を 擂り始めるのですが、正体をあらわした悪狐に食われてしまったのでした。
しかし悪狐退治の命を受けた三浦介・上総介の弓の名手によって、この未曾有の大悪狐もついに射止められ殺生石となり、後の玄翁和尚の、登場を待つ事となる。



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