~心はいつでも神楽団・芸北地域と共に~

~心はいつでも神楽団・芸北地域と共に~

このブログを通して広島北部の広島神楽と島根西部の石見神楽の良さをおもに発信しています。

 ボクの日常やまちのイベントの様子もできる限り画像と一緒に書いています。このブログで使用している画像と文章の使用は控えてください。
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出来たよ。改良点があるのは仕方ないけど納得できる物ができたから良しにしよう。

ブログで仲良くしてくれてる中川戸ファミリーのひろりんさんや門丸さんたちが喜んでくれますように。

PS,ひろりんさんネタにしてくださると嬉しいです。

 

 

 

 

 「青丹に良し奈良の都は咲く華の匂うが如く、今盛なり。」と言われる平安京、この新しい時代のはじまりの前夜には朝廷をめぐり、この地に昔から住む強い力を持つ人たちは、血で血を洗う残酷な戦いを繰り広げた。戦いに敗れた者は命からがら奈良の葛城山に逃げ込んだという。

 

 その後土蜘蛛と呼ばれ歴史の表舞台から消えていき、ときは過ぎ都は奈良から京都へ場所を移し平安時代も二百年を過ぎて源頼光が都の守となり、さまざまな武勇伝が出来る頃の事。葛城山の奥深くに長い間、深く怨みを持って生きてきた土蜘蛛が頼光の住む館へ戦いを挑んできた。
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 「天慶の乱」で父、将門を討たれ家来たちも滅ぼされるが、ただ一人生き残った五月姫は恨みを募らせ貴船神社へ丑三つ時に参拝するようになった。
 やがて二十一日目の満月の夜貴船明神の荒魂の声が聞こえ妖術を授かった、荒魂のお告げの通り「滝夜叉姫」と名を改めて相馬城(そうまのしろ)へ帰り、夜叉丸と蜘蛛丸たち手下を集め朝廷に反乱を起こした。
 朝廷は、大宅中将光圀たち(※1)に滝夜叉姫を成敗するよう指示を下す。激闘の末、陰陽の術で滝夜叉姫を成敗した。また、死の直前改心して父、将門のもとへと旅だった。(※2)

 ※1:神楽団によっても異なり、光圀と藤原秀郷(ふじわらのひでさと)が成敗に向かう。というものと、二人に加え、平貞盛(たいらのさだもり)が登場するものがある。

 ※2:※1と同じく光圀の術によって改心して尼の道に進む。というものと、鬼のまま成敗されるなど様々ある。