探偵のグルメ10食目は
アンチョビのぺペロンカルボチーノ
探偵は主に調査後にお腹が空くのですが、調査終了時に何処にいるかがキーポイントになります。
都内で調査が終了すれば、そこにしかない料理を食べたくなりますし、神奈川近辺で終了すれば、行きつけのお店に行きたくなります。しかし、そこをグッとこらえて家に帰って自炊をする。いつしかその行為に喜びを覚えるようになりました。
このブログでは、そんな少し変わった探偵のグルメを記録していこうと思います。
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その日探偵は報告書の作成をしていた。
長期に渡る調査だったので報告書を作成するのも一苦労。
それもようやく完了に近づいた。
あとは見直して間違いがないか確認作業。
探偵は確認作業をするときは少し時間を空けてから行うようにしている。
集中力のリセットをしたいのもそうだが、書いた文章や編集点に違和感がないか確認するのにも間隔は大切。
見返したら変な表現になっていることも時々ある。
客観的に見て正しいかどうかの判断を未来の自分に託すことにした。
時刻は23:45。
夜食にはちょうどいい時間帯だ。
ダイエット中ということを忘れ探偵は台所へと向かった。
用意したのは余っていたアンチョビとチンゲン菜、ニンニクにパスタ、卵。
これでぺペロンカルボチーノを作ることにした。
ぺペロンカルボチーノとは、ぺペロンチーノを作って、最後に卵と少しの牛乳と粉チーズを混ぜたソースを絡めてカルボナーラ風にするという至高のパスタ。
たまに食べるがこれがうまいんだ。
オリーブオイルにニンニクの香りをつけそこにチンゲン菜を投入。
くたっとしたらゆで汁を加え乳化させ、すぐにパスタを加える。
最後にアンチョビを投入し軽く炒めたら火を止める。
そして特製ソースを絡めれば、、、、。
完成した品がこちら。
仕上げにかけたブラックペッパーがいい仕事をしてくれた。
いい感じにオイリーなパスタ、好きです。
アンチョビはしっかりしょっぱくてガツン系の味。
卵ソースが優しくまろやかにしてくれる。
目安で120グラムで作ったけどもっと大盛にすればよかった。
そして食事を開始してから5分後、探偵は悟る。
夕飯もパスタだった。
ごちそうさまでした。