3月20日、早朝4時頃18年ぶりに月が地球に最も近い位置にくる
3月9日の記事「2011年3月9日から始まるマヤ暦の最後のサイクル」にも書きました。
記事を書いた後に今回東北を襲った未曾有の災害があったためか
非常にアクセス、反響がありました...
自然災害は避けざるものでありますが、人間の知恵は微力とはいえ
自然の脅威を回避し、復興に力を発揮してきました。
それは神話の中にも実はいきづいていて、例えば龍が女、子供を飲み込み
その後改心して、その土地の鎮守として祭られる....
この手の話は日本じゅうどころか世界の神話にもある。
まさに人間と自然の共生のことではないか...
NASAが作成したスーパームーンについての動画がありましたので紹介します。
この動画の中で月の引力が地球の潮の満ち引きに影響を及ぼしている事を
理解出来ると思いますが、同時に災害に悪影響は及ぼさないともしています。
このタイミングで月は3万キロほど地球に接近します。
日頃より最大で14%ほど大きく月が見える、
レンズ効果によって月が大きく見える事もありますが、
今晩から明朝に見える月は3万キロも近い本当に大きな月
余談でありますが、このように正しい事実をすると
人間は物事を判断する選択を持って対処できます。
しかしながら、今福島原発問題で報道される数値などの単位は
まったく納得がいきません。自分のような門外漢であっても
サイエンス番組やちょっとした書物を知っているだけで
「なんだかごまかされている」という事に気がつくはずです。
例えば、しきりに放射線数値を言いますが、問題は放射性物質であって
レントゲンなどとは比較にはしてはいけないことは子供でもわかる。
他の原発は安全に運転していますと強調する番組がありますが
そんな事は今回ばかりか、新潟の地震の時も静岡の地震の時も
安全装置の電源がブラックアウト(遮断され働かなかった)していた事実は
当初、隠ぺいされて後から発覚しました、それにも関わらず福島には
その反省も回避策もとられていなかったわけだ、責任は誰にある?
要するに現体制、国策原発推進には大問題があり、この事故は人災。
テレビでコメントしている人たちは
最前線で命がけで復旧にあたる人たちや周辺に住まう人たちの前で
その人たちの眼をみながら、同じ事を言えるのだろうか...
正直、今地球が張りつめた輪ゴムの状態だとするならば
今日起こるスーパームーンも僕は非常に警戒している。
月の引力がいつもより強いのだから
いつ起きてもおかしくない東海地震などが起きれば浜岡原発など
ひとたまりも無いだろう...
2009年の静岡地震、M6.5で浜岡原発に何が起きたか...
あの時、6基の炉のなかで最新鋭の5号機はトラブルを起こしていました...
その反省や対策が万全にとられていない事は今回の福島の件で明白ではないだろうか....
どうして原発を止めないのだろう....