雪って まっしろできれいだね
天使の心ももっしろなんだ
良い子の心も白いのね
ユキはまるで 天使の心のようだね
白くてキラキラひかってさ....
(1967年2月25日 夕暮れ~銭湯に行く途中)
道を歩きながら、僕が5歳の時にうたったのだと
亡くなった母の日記に書いてあった
なかなか詩人だな(笑)
東京に雪がふるなんてめったに無いので(この前は二年前だ)
思い出す事もないのだけど
雪が降ると、子供の頃住んでいた北海道の事を思い出す
僕は2歳の頃から記憶が断片的にあるのだけれど
父や母、近所にいたおじさん、おばさんとか
ぽちぽちと思い出す
自分もこんな歳になってしまったのだから
父や母とおなじように近所のおじさんやおばさんも
存命であるかも期待薄だけど...会いたいな...
今は連絡先もわからないような人たちだけど...
そう、この詩をよんだ春、幼稚園で大太鼓を叩いた
大太鼓の担当は一人きりでその勇士を母がとても喜んでくれた
幼稚園の高橋という女先生が
「春を待っている草や花に起きてこいよと元気よく!」と言って
練習をしたのを憶えている...でも本当は小太鼓がやりたかったんだけどね
あ~あの頃自分の周りにいた人たちに会いたいわぁ...