筆者が競馬を始めた時代はまだ単枠指定のあったころで、その頃にはブリーダーズカップ・クラシックなんて知る由もなかった
日本馬が初めてブリーダーズカップ・クラシックに挑んだのはタイキブリザードでしたね
2年連続挑戦するも6着が最高でした(6着でも当時は凄いと思いました)
タイキブリザードを管理していた藤沢和雄元調教師は当時から海外に目を向けて挑戦を続けていましたから先駆者のような方です
そのタイキブリザードの初挑戦から29年の時を経て、
矢作先生とフォーエバーヤングが快挙を成し遂げました
父方の血統はサンデーサイレンス→ディープインパクト→父リアルスティールなので、この血統を紡いでの制覇だけに関係者の方々の喜びはひとしおでしょうね
そして何よりも凄いのは
「日本人の騎手」
で制覇したことではないでしょうか
矢作先生は、「坂井瑠星騎手」を育て、ブリーダーズカップを制覇できるまでの騎手に成長させたことです
もちろん坂井瑠星騎手のたゆまぬ努力は言うまでもありませんし、坂井瑠星騎手の人間性も素晴らしいと思います
この勝利が「ルメール騎手」や外個人騎手ではなく「坂井瑠星騎手」というのがいかにも矢作先生らしいと言いますかこだわりを感じます
矢作先生は、2025年の国内平地425レース中8レースのみが外国人騎手(ルメール騎手とデムーロ騎手を含む、WASJを除く)で、日本の騎手を大事にされていることがそこからも伝わります
人を育てながら結果を出すことは本当に大変なことです
でもそれを達成したときは人間冥利に尽きますね
日本のホースマンの悲願は、残すは?凱旋門賞制覇となるのでこの悲願も日本人の調教師&騎手にて達成して欲しいですね
ブリーダーズカップ・クラシック
制覇
本当におめでとうございます