不振の２歳馬の原状を個別に見ていきます
＜ターファイトクラブ＞
ヴァローアの24♂(父シニスターミニスター)
チャンピオンヒルズにて育成中ですが、11月にも入厩できる見込みと言っていた矢先、右トモ飛節内側の上辺りが浮腫んでいたために調教を取止めていましたが回復傾向にあります
血統的も晩成型なので始動時期が遅いのはあまり心配していませんでしたがこのようなことがあると心配です
勝ち上がりを期待していましたが確率的には半々でしょうか
イダの24♀(父ヘニーヒューズ)
小松トレセン内愛知ステーブルにて調整中
速い時計で乗ると動きがついていけないようで更なる乗り込みが必要とのことでしたが、13-13でも動けるようになってきました
父ヘニーヒューズに惹かれましたが完全に失敗だったようです
勝ち上がりはかなり厳しいでしょう
クリスレジーナ♀(父エピファネイア)
チャンピオンヒルズにて調整中
５月にゲート試験に合格も、その後に骨折が判明して全治３ヶ月
現在は坂路４ハロン56～57秒台で週２回、坂路１本を18-18で調整していますが、骨折を経験しているだけに寒くなる時期を迎え戦々恐々です
無事に調整が進めば12月の中京開催でのデビューを検討しているとのことでした
この馬には勝ち上がりを期待しています
フィエスタ♀(父キタサンブラック)
６月にゲート試験合格も、夏は無理せずに成長を促すということでチャンピオンヒルズ内のラ・クエ・ドラゴンにて調整中
当初10月の初旬に入厩を検討していましたが、10月の初めに疲れが出たことでペースダウン
しかしながら現在は体調が戻り状態は上向きで、現在は馬房の空き次第で入厩を予定しています
この馬も勝ち上がりを期待している一頭です
ロゼア♀(父キズナ)
８月30日にデビューするも最下位にてデビュー戦を終えました
馬体重が360㎏台ではかなり厳しいのひと言です
そして前走は374㎏で５着となりました
ディープボンドの全妹ですが、兄とは馬体重が130㎏くらい違いますから仕方の無い結果です
完全な不良債権で勝ち上がりは期待できません
ライトフライヤー♂(父コントレイル)
10月18日のダート未勝利戦では可もなく不可もなく４着でした
ダートか芝か迷うところですが、半兄のコンクイスタが晩成タイプなのでこの馬もそうかもしれません
何とか勝ち上がりを期待していますが現状では半々と言ったところでしょうか
ティブロン♂(父リオンディーズ)
新馬戦で離された３着でしたが、期待を込めて応援した２戦目は４着と不甲斐ない結果に
更にひと息入れてダートを２戦試すも惨敗
結果として小回りが良くないとのことでしたが、その答え合わせが近々行われると思ったら…テンション高過ぎで競馬の前に終了でした
先々週は１頭だけ除外されて次走はどうなるのやら
未勝利芝1,400ｍ戦は24日にあるので出走するのかどうか
勝ち上がりはかなり厳しくなったと思います