6月14日の未勝利戦で初勝利を挙げたエスペシャリー
次走はどのレースになるのか注目していました
筆者的には未勝利戦を勝ち上がった後に番組表を見ると
① 連闘で下北半島特別
② 中1週で長万部特別
③ 中1週で平場の牝馬限定戦
※ 全て函館競馬芝1,200mの競走です
この中で面白いと思っていたのは①と②です
③は上位入選の可能性が高まりますが1着賞金が310万円も低いです
もし①を選択していたならばエスペシャリーが入って11頭立てのレースとなった筈です
そして②を選択すると現在17頭が登録し、エスペシャリーが入って18頭の登録となりますので登録のみになると思います
③は状況が把握出来ずわかりません
勝利出来るか出来ないかは別にして、賞金が少しでも高いレースに使うというのが原則で、①に関しては登録の段階で頭数も少ない状況でした
仮に登録をして状態が良くなければ使わなくて良いわけです
四位調教師が選択したのは③でした
一番無難なものですが、勝利騎手の藤岡佑介騎手はそのレースで騎乗できないようです
その辺を考えると馬優先主義なのだとは思いますが、滞在競馬で連闘は考えられる手段の一つです
もしマネジメント能力の高い矢作先生なら①を登録して、馬の状態と対戦相手を見て判断していたことでしょう(筆者の勝手な推測です)
昨今賃金が上昇する中で、担当厩務員にとっても少しでも賞金が高いレースで入着した方が進上金が増えるので手取りは上昇します
馬を最優先すべきであるのですが、時と場合によってはその判断が異なるのではないかと思って記事にしました
調教師にはマネジメント能力が必須だと思います
今後馬主もマネジメント能力の高い調教師を求めていくことが増えるのではないでしょうか