若葉ステークスのコンフォルツァについて筆者なりの見解を書いてみたいと思います
先ずはレース後のコメント(一部のみ)から書きます
松永幹夫調教師は「装鞍所で鞍をつけた途端にスイッチが入った」
横山典弘騎手は「テンションが高すぎて力を出せる状態ではなかった」
同騎手は加えて「去勢した方がいいかもしれない」と言っている
これを読むとなんだか悲しくなりますね
成長段階なのだから負けるのは仕方ないですが、レース前に負けが決まっていたということですね
去勢については現段階での発言は控えさせていただきます
関係者間の結論を待ちたいと思います
横山典弘騎手の肩を持つわけではありませんが、騎手は命の危険と隣り合わせでレースに臨んでいます
テンションの高い馬が、そのような状況の騎手に対してどれだけ危険なのかは、騎乗者のみぞ知るところです
そこまでの理解は求められると筆者なりに思います
続いて、横山典弘騎手のコメントには賛否両論ありますがそのことについて考えていきたいと思います
筆者は横山典弘騎手がレースプランを考えていてそのとおりに出来なかったことを悔やんでいるように思えました
というのも、横山典弘騎手は「テンションが高い状況でスタートを決めるのは難しかった」とも言っていました
このコメントから察するのは、スタートが決まればポジションを取りに行けたと推測できるからです
同騎手は、前残りの競馬になることを予想して、2着に入ったローランドバローズと同じような競馬をしたかったのではないか?と筆者は推測しました
横山典弘騎手もこの馬が成長するのを望んでいるし、可能ならば皐月賞の切符を取らせたかったかもしれない
能力があるのは確かだと思うので、期待しているものが高いがゆえに厳しいコメントが出たとも考えられるのではないでしょうか
コンフォルツァ自身の精神状態を鑑みると、レース映像だけで何かを言えるような状況ではなかったですね
従って、レース映像に対しての位置取りや騎乗については何も感想を述べることができません
筆者的には今後を見守りたいと思いますとしか言えないです
これに対して、一部掲示板では出資者がクラブに対して意見?クレーム?をしたような書き込みを見ました
自身の意見を述べることはよいことだと思っていますが…
松永幹夫先生に預託した以上は見守るのが筋だと思うし、クラブに対してクレーム等を言うなら退会すればいいのにと思う
その道に精通されている方が今回の厩舎・騎手に対しておかしいと言うのであれば「そうかもしれない」と思うかもしれませんが、掲示板に書き込んでいる人達は、ただの素人なわけでしょ
そこまで意見やクレームを言いたいのなら、自身が単独で馬主になるしかないと思うんですよね
もちろん一口馬主といえども出資者は出資馬に対して熱い思いがあると思うし、それは筆者も同様です
しかしながら、一口馬主のルールを考えると「サラブレッドクラブライオン」の判断に委ねるしかありません
自身の意見を言うことは大事なことですが、筋違いが過ぎるのはどうかと思います
最後に、松永幹夫先生はコンフォルツァの今後について少し長めの休養をして成長を促したいと言っています
このコメントから「去勢」ということも考えられますが、先生とクラブの話し合いで決定した事項を見守ることしかできません
種馬になれないという方もいるかもしれませんが、大事なのはコンフォルツァが余生も含めて安心安全に暮らせるかどうかです
人と同じで馬にも第二の生き方があります
そこまで含めて大事にすることが本当の馬主ではないでしょうか
と能書きを書きながら、筆者は騎手の乗り方について文句を言ってしまうダメな人間です
完璧な人間はいないのだから、今回の件も賛否両論があると思いますが静かに見守りましょう