今週末は春のGI開幕戦の高松宮記念。


ロードカナロアという絶対王者が引退した今、短距離路線は混沌としているのだが…


その中でも注目馬はストレイトガールとレディオブオペラの牝馬2頭ではないか。


前者は昨年の初夏に復帰して以来連対を外すことなく、6勝を挙げている。


それに対し後者はデビューこそ遅かったものの、500万下からオープン特別まで一気飲み。


但し、こんなスゴい牝馬にも不安点はある。


ストレイトガールは未だに冬毛が抜けず、牝馬特有のフケの可能性も考えられる。


一方、レディオブオペラは昨夏からのデビュー以来、コンスタントにレースに出走し、前走は大幅な馬体減で頑張り過ぎてしまった点と、中間を馬体重回復に努めたこと。


両者を絶対的な連軸馬をすることは出来ないというのが個人的な考え。



更に、高松宮記念ではレースの展開が気になるところ。


逃げ馬として注目されるハクサンムーンとコパノリチャード。


両者の対決云々の前に、逃げ馬が多数いる場合はテンが早くなり、逃げ馬は残らないと思われがちだ。


しかしながら、逃げ馬が多い場合は意外と逃げ馬を狙うのがセオリー。


これは騎手心理に起因しており、逃げ馬同士での共倒れはよくあることなので、テン争いに負けた馬は意外と競らないものなのである。



となれば、どちらがハナに行くのか?


それはハクサンムーンだろう。


ハクサンはテンの1ハロンを遅くとも12秒で行けるが、コパは頑張っても12秒前半が限界で、ハクサンが1馬身は前に行く計算となる。


加えてハクサンは1200mを中心に使われてきた強みもある。


いくらコパがハナに行くと言っても、それは無理なのではないか?


と言うことで、個人的にはハクサンを買いたい。



ただ、ハクサンの状態がまだ掴みきれず、ハクサンを軸にするかはまだ悩んでいる状況で、


個人的には差しタイプに勝ち馬が潜んでいる気がしてならない。