今回は1997年のエリザベス女王杯を取り上げます。

この年の4歳(現在の3歳)牝馬クラシックはメジロドーベルが2冠(桜花賞2着)を達成し、エリザベス女王杯に出走するか注目されましたが結果は出走せず。

そしてこの時期の牝馬最強馬であるエアグルーヴは天皇賞秋を制し、エリザベス女王杯には見向きもせずJCへ行ったことで、目玉の2頭が参戦しない中でのレースとなりました。

そんな中、断トツの1.4倍と人気になったのがダンスパートナー。

ここ2戦は宝塚記念3着(勝ち馬はマーベラスサンデー)→京都大賞典2着(勝ち馬はシルクジャスティス)と実力は牡馬とヒケを取らず、エリザベス女王杯は連覇のかかるレースでもありました。

続く2番人気はメジロランバダ、3番人気はエリモシック。
以下人気はアドマイヤラピス、ビワハイジと続く…

レースは大外枠のエイシンサンサンがハナを奪い気持ち良さそうに逃げ、それに最低人気のフローレスリーフが続き、ダンスパートナーはいつものように追い込みに賭ける競馬です。

逃げるエイシンサンサンが軽快に飛ばし4コーナーを回っても脚色が衰えず直線に…京都の外回りは直線が長い。

その直線が長いのを逆に利用して逃げ馬、かつ、私の好きなエイシンサンサンから馬券を買っていたので『そのまま』コール。

でも2番手の最低人気馬であるフローレスリーフは買っていない。

2着は買っていない状況でも『はい、そのまま!』と叫び…マジそのままかよと思っていた矢先。

あれっ?!


エリモシックとダンスパートナーが猛然と追い込み…そのままコールから『止めてくれ』コールに。(まぁそのままでも困るんだが笑)

画面の映像から結果はエイシンサンサンの3着が見てとれました…

エイシンサンサン…好きな馬で牝馬クラシックでも買いましたが、馬券にはなりませんでした。

エイシンサンサンにとっても私にとっても唯一のチャンスとなったエリザベス女王杯…私にとっては想いで深いレースとなりました。

一方、エリモシックにとっては嬉しいG1初勝利となりました。

エリモシック…思い起こせば秋華賞でファビラスラフィンとのワンツーで万馬券をプレゼントしてくれた馬。

そんなエリモシックの勝利は素直に嬉しかったですね♪