サンドピアリスが勝利した秋華賞(当時はエリザベス女王杯として施行)。

このレース後に「2度あることはサンドピアリス」という横断幕が登場しました。

サンドピアリスが再び大穴をあけると期待してのものだったのか?何とも印象に残った横断幕でした。

そのサンドピアリスの引退レースとなった京都記念では、11頭中の9番人気で2着と穴をあけたのでした。

もし、今の三連単が当時にあったら…おそらく数千万円はついたことでしょう。

昨今では公正競馬?とか安全性?の影響か出走頭数が以前と比べて減ってしまい面白味が半減したような気がします。

ダービーの24頭立てなどは当時競馬新聞を見るだけでワクワクした気持ちとなりました。

しかしながら、今はそんな気持ちにもならない…あのワクワクした頃の気持ちが懐かしい今日この頃です。

やはり競馬は多頭数、かつ、武豊が一番人気の馬に乗るのが一番盛り上がると思います。

競馬界は武豊で持っていたようなもの…この先の競馬界は残念ながら明るくないでしょう。

私にとってはそれが残念でありません。

かなり脱線してしまいましたが…秋華賞の続きを。

それは最下位でゴールしたシャダイカグラのことです。

シャダイカグラは4コーナー手前で故障を発生しながらもゴールを目指し、サンドピアリスがゴールしてからおよそ8秒後にゴールしました。

何故武豊はシャダイカグラを止めようとしなかったのか?

それはシャダイカグラ自身が故障後もハミを取り続け闘争心を失っておらず、武豊はそんなシャダイカグラの気持ちを察し下馬しなかったようです。

脚を引きずりながらゴールしたシャダイカグラ…この頑張りには頭が下がると共に、その気持ちに泣けてしまいました。
競馬初心者ながら沢山のことを教えてもらった思い出のレースです。