みなさん、お元気されていますか?

私、今月でフィリピンに移住して10年になりました。

 

フィリピンは日本の1970年代を進んでいる状況です。

信じられないと思いますが本当なんです。

 

最先端技術だけが先行して生活水準が追い付いていないのが現状です。

掃除機は使わない。水道はあるけど飲めないし水圧が低く水がいつもチョロチョロしかでない。

ネット通信も使えない日が多い。電車もない、バスもない。飯は昼夜、冷や飯で保温ジャーがない。お風呂は外でシャワーが普通で、いつの時代かと考える毎日を過ごしています。

 

さて、話は変わりますが、2024年以降の日本はいったいどうなるのでしょうか?

考えたことはありますか?

 

2025年度から年金制度が変わります。

現在、60~64 歳に支給さ れる特別支給の老齢厚生年金は、段階的に支給開始年齢が引上げられており、男性は 2025 年度、女性は 2030 年度以降、65 歳からの年金支給になります。

 

将来、年金支給は廃止になります。それが政府の狙いなのです。人口が減り、高齢社会の日本の運命なんです。だから海外からの出稼ぎ者を増やす必要があるのです。

 

 

1,年金受給年齢の引き上げとは?


 

2000年の法律改正により、老齢厚生年金の支給開始年齢が60歳から65歳に引き上げられることになりました。男性は2013年度から2025年度にかけて、女性は2018年度から2030年度にかけて段階的に引き上げが行われます。

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昭和28年4月2日から昭和36年4月1日までの間に生まれた男性の方

生年月日 報酬比例部分の支給開始年齢
昭和28年4月1日以前 60歳
昭和28年4月2日
~昭和30年4月1日
61歳
昭和30年4月2日
~昭和32年4月1日
62歳
昭和32年4月2日
~昭和34年4月1日
63歳
昭和34年4月2日
~昭和36年4月1日
64歳
昭和36年4月2日以後 65歳(老齢厚生年金)

昭和24年4月2日以後の生年月日の方には、定額部分は支給されません。

 

昭和33年4月2日から昭和41年4月1日までの間に生まれた女性の方

生年月日 報酬比例部分の支給開始年齢
昭和33年4月1日以前 60歳
昭和33年4月2日
~昭和35年4月1日
61歳
昭和35年4月2日
~昭和37年4月1日
62歳
昭和37年4月2日
~昭和39年4月1日
63歳
昭和39年4月2日
~昭和41年4月1日
64歳
昭和41年4月2日以後 65歳(老齢厚生年金)

 

 

2,なぜ引き上げが行われるのか?


 

高齢者雇用安定法により、2025年には企業に社員の65歳までの雇用確保が完全義務化され、「70歳までの継続雇用制度」についても努力義務とされました。これにより、年金受給開始年齢を67~68歳、最終的には70歳へと段階的に引き上げることが国のシナリオとなっています⁴。

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3,どのような影響があるのか?



年金受給年齢の引き上げは、我々の退職後の生活設計に大きな影響を与えます。年金受給開始年齢が上がるということは、その分だけ年金を受け取ることができる期間が短くなるということです。

 

しかし、一方で、年金受給開始年齢を遅らせることで、受給開始を1ヶ月遅らせるごとに0.7%の年金額が増加します。つまり、長生きした場合には、より多くの年金を受け取ることができます。

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4,どのように対策すべきか?


 

年金受給年齢の引き上げに対する対策としては、まず自身が受給できる公的年金の見込み額を確認することが重要です。また、年金だけに頼らず、個人年金や貯蓄など、他の資産形成の方法を考えることも大切です。
 
以上、2025年の年金受給年齢引き上げについての考察でした。皆さんもぜひ、自身の将来設計に役立ててください。
 
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