25日は自民党神奈川県連の市町村議員協議会の幹事会、総会に出席しました。

 

 総会では菅義偉前総理大臣が講演。安倍晋三元総理の女房役として支えた官房長官時代や、ワクチン接種や携帯電話料金値下げをはじめとする総理在任期の実績を振り返りました。講演の対象が市町村議員という側面もあるかとは思いますが、地方議員出身者としての自負が随所にうかがえました。

 

 たとえば、昨年4月、米・ホワイトハウスで行われたバイデン大統領との首脳会談をめぐっては「地方議員(出身者)としてすべてを集約し、飾ることをやめて思うことを主張しよう」と考えて臨んだと明かしました。

 

 同じく地方議員出身のバイデン大統領も同様のスタンスだったといい、お互いに波長が合ったようです。菅前総理は、バイデン大統領が対面で会談した初めての外国首脳でしたが、提供されたハンバーガーを食べる暇もなかったということでした。

 

 市町村議員に対しては「前線に立って政策を説明し推進している。心から感謝する」とエールを送っていました。

 

 

 

 地方議員出身の総理大臣は多くはありません。綿密に調べたわけではありませんが、ネット上の某まとめサイトによると、戦後、自民党では鳩山一郎、竹下登、宇野宗佑、野党では村山富市、野田佳彦—の各氏ぐらいのようです。会場からは「地方議員の星だ」と称える声も上がっていましたが、菅前総理の今後の益々のご活躍を祈念します。

 

 

 講演後にはツーショット撮影会もありました。貴重な一枚です。