大和市議会では22日、3日間の一般質問を終了しました。23日の議運を経て27日本会議で閉会します。

 

 22日は参院選が公示されました。自民党は神奈川県選挙区において三原じゅん子参院議員浅尾慶一郎元参院議員の2人を公認しています。自民党は2人を4位以内に当選させなければなりません。私は地元の甘利明衆院議員が選対本部長を務め、知名度に劣る浅尾氏を支援しています。

 

 本会議終了後には、藤沢市内で行われた浅尾氏の街頭活動に足を運びました。

 神奈川県選挙区は定数4ですが、補欠選挙との合併選挙で5人当選できます。5番目で当選した方は補選当選の扱いとなり、残り任期は3年です。

 

 異例の合併選挙になったのは、維新の会の松沢成文参院議員(当時)が横浜市長選に立候補するため議員辞職し、神奈川県選挙区で2019年に当選した参院議員に欠員が生じたためです。

 

 松沢氏は横浜市長選に落選し、参院選神奈川県選挙区での返り咲きを目指していますが、仮に、松沢氏が4位以内で当選した場合、任期が事実上3年延びる形となり、「辞めたもん勝ち」となってしまいます。それでは筋が通りません。有権者の皆さんは、合併選挙となった背景事情についても是非ご留意いただければと存じます。

 

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 参院選では都道府県選挙区のほか、全国比例の選挙も行われます。全国比例では、総得票数(=政党名ないし候補者名)に応じて各党に議席が配分されますが、所属政党の立候補者同士で得票数が多い順番に当選が決まっていきます。同じ政党のなかで争わなければならない大変厳しい選挙戦です。

 全国比例では、バラエティーに富むさまざまな方が立候補していますが、私のイチオシは、前職時代大変お世話になった山谷えり子参院議員です。山谷元参院議員はサンケイリビング新聞編集長などを経て国政に転出。拉致問題担当大臣や総理大臣補佐官、参院自民党政審会長などを歴任しています。日本の伝統と文化を大切にし、教育再生や拉致問題に力を注ぐ骨のある保守政治家です。

 

 添付した写真は今年2月、インターンの学生さんと議員会館を訪問し、懇談したときのものです。その際には、政治の状況を解説していただきました。

 

 来年発足する「こども家庭庁」の名称に「家庭」が入ったのは、子育てにおける家庭の重要性を訴える山谷参院議員の尽力が大きかったとうかがいます。「人生、ありあり、えり子あり」と覚えていただき、是非ご支援賜ればとお願いします。

 

 比例では、航空自衛隊出身の宇都隆史参院議員や元郵便局長の長谷川英晴候補をはじめ、さまざまな候補者が出ています。都道府県選挙区だけでなく、比例選挙にも注目していただければ有難いです。