大和市議会では4日、基地対策特別委員会と議会運営委員会、前副市長辞職等に関する調査特別委員会がそれぞれ開かれました。

 

 通常ならここで前半戦が終了といったところですが、今定例会では、大木哲市長のパワハラ疑惑を受けて、7日(月)に調査特別委員会が開催され、大木市長、金子勝前副市長、副市長2人の計4人を参考人招致して事実関係を調査します。

 

 4日の午前には、夏の参院選神奈川選挙区に自民党公認で立候補する予定の浅尾慶一郎元参院議員が来庁し、自民党の市議団と意見交換しました。

 浅尾さんは日本興業銀行入行後、証券アナリストとして活躍。参院議員2期と衆院議員3期を務めました。キャッチフレーズは「何度でもチャレンジできる社会を」です。

 

 4日には、自分の一般質問の調整作業も行いました。17日(木)の4番目に登壇する予定です。通告した質問のテーマと主な狙いは以下の通りです。

 

 (1)大河ドラマを活用した地域振興

 大河ドラマ「鎌倉殿の13人」に登場する初代侍所別当(=御家人のトップ)、和田義盛は神奈川県三浦市が地盤ですが、大和市上和田の薬王院を再建したと伝わります。市内の駅名「高座渋谷」の由来である渋谷一族は和田義盛の縁戚です。

 

 また、下鶴間の公所浅間神社(ぐぞせんげんじんじゃ)は、鎌倉幕府を開いた源頼朝が創建したとも言われています。

 

 大和市は鎌倉幕府にゆかりがあります。大河ドラマを地域振興につなげていきたいと考えます。

 

 (2)健「幸」都市

 3年目に突入するコロナ禍を経て、国民の生活満足度が低下しています。そのようななか、行政は、市民の幸福度を高めていくことが最も重要だと考えるようになりました。幸福度を最大化するための方策を探ります。

 

 (3)学校生活とコロナ対策

 まん延防止等重点措置の発令に伴い、文部科学省は学校生活における部活動や合唱などの自粛を要請しています。ただ、コロナ禍をダラダラと続け、子供たちにいつまでも「青春の自粛」を求め続けることが良いのでしょうか。