10日は成人の日です。新成人の皆様、おめでとうございます。全国では120万人いるということですが、大和市内でも市内の新成人2176人の門出を祝う成人式が行われました。

 

 

 自民党大和市連合支部では、式典に合わせて大和駅周辺で新春の街頭演説会を行いました。藤代優也県議や市議団、甘利明事務所のスタッフが参加。新成人に祝意を示したうえで、政治に対する関心を持ってもらえるよう呼びかけました。また、自民党青年局が作成した若者向けのパンフレット「18歳選挙 国に届けー日本には若い力が必要ですー(Vol.7)」を配布しました。

 

 

 さて、大和市の成人式の対象は2001年4月2日~2002年4月1日生まれの方々です。新成人は、オンラインの世界に慣れ親しむ「Z世代」と言われます。私自身、昨年は2回にわたってインターンの学生を受け入れましたが、世代の違いも感じます。

 

 新成人の大半が生まれた2001年(平成13年)を思い起こすと、4月に小泉純一郎政権が発足。9月には東京ディズニーシーが開園したほか、アメリカ同時多発テロ事件、BSE(狂牛病)が発生しました。12月には、愛子さまご誕生といった出来事もありました。

 

 この年の流行語大賞の一つは、当時の小泉総理が訴えた「米百俵」でした。戊辰戦争の際、長岡藩(今の新潟県長岡市)の小林虎三郎が、米を分けるように頼まれても「教育を疎かにはできない」と国漢学校設立の資金に充てたという話です。「米百俵の精神」とはつまるところ、「人づくりはまちづくり」ということになりますが、長い年月を経ても不変の考え方だと再認識します。

 

 私は同年夏、駆け出しの新人記者として千葉総局に配属されたので、とても思いの深い一年でもあります。当時の音楽界はJ-POPの全盛期でもあり、宇多田ヒカルさんや浜崎あゆみさん、CHEMISTRY(ケミストリー)が人気でした。当時のヒットソングメドレーを聴いて、「あれから20年経ったのか」と感慨深くなりました。