5日は大和市内の市立小中学校の入学式でした。新入生の皆様、おめでとうございます。コロナ禍で来賓出席はありませんが、代わりに久しぶりに登校活動の見守りをしました。今年は桜の開花が例年より10日以上早く、多くの花びらは散っていました。とはいえ、昨年の新1年生は式典だけ出席してその後は、一斉休校でした。学校があるのは当たり前とはいえ、新1年生は昨年と比べれば恵まれているようです。

 写真は、3月末に撮影した桜ヶ丘駅前の夜桜です。

 

 先の週末には、新2年生のための1年遅れの大学入学式が報じられていました。小中学や高校は一斉休校が開けてから対面授業が復活しましたが、多くの大学では昨年度の1年間、授業がオンラインに切り替わりました。学校に通う機会自体が奪われてしまったので当然、友人もできません。

 そんな不遇な目にあった大学1年生(新2年生)を2カ月間、インターンとして受け入れ、男女2人がこの3月末に「卒業」していきました。街頭演説やポスティングといった政治活動の補助のほか、市議会や国会、私がお世話になった産経新聞社の地方支局を見学してもらいました。国会見学時には、地元選出の甘利明衆院議員や来年改選を迎える山谷えり子参院議員にも面会させていただきました。何らかの社会経験を積んでくれたとすれば、こちらの喜びもひとしおです。

 かくいう私も、早稲田大学の大学院政治学研究科を3月に修了し、公共経営修士(専門職)の学位を取得しました。院では、地方自治や公共経営をはじめ政治分野を中心に1年間学び、元鳥取県知事の片山善博教授の指導のもと、地方議会の活性化(チーム議会)に関する60ページの論文をまとめました。

私も大学生と同様にコロナ禍のあおりでオンライン授業になってしまいましたが、通学時間やイベント等がなかった分、みっちり打ち込みました。知識というより考え方を学べたことが大きかったです。1年間の学習は市政にきっちり活かしていきます。