令和3年、2021年を迎えました。自宅マンションから富士山がよく見えますが、元旦の富士山はスッピンだった先日までと違ってうっすらと白く雪化粧し、とても美しいご尊顔です。せっかくなので手持ちのカメラで撮影してみました。この写真のように明るく澄みきった新年になることを心より切望します。

 

 

 2020年は「コロナ、コロナ」に明け暮れましたが、我が国の少子高齢化の傾向を一層加速した年でもありました。報道も出ていますが、厚生労働省の統計によると、1月から10月までの死亡数は前年同期より1万4315人(1.2%)減少しています。肺炎やインフルエンザの死者が大きく減っており、感染症対策やコロナ自粛が奏功したと見られています。

 

 一方、コロナによる負の影響は経済だけにとどまりません。この期間における婚姻件数は前年同期より6万4958件(13.3%)と大きく落ち込みました。中長期的に出生数に響いてくるはずです。妊娠届出数は3万9097人(5.1%)減っており、出生数の減少傾向は2021年に拍車がかかります。菅政権肝いりの不妊治療費助成拡充は時宜にかなったとても良い政策だと理解しますが、少子化対策をさらに進めなければならないでしょう。

 2021年は夏に東京オリンピック、パラリンピックが予定されています。私としては、世の中を明るくするためにも何らかの形での開催を願いますが、コロナの影響でどうなるのか。年内には衆院選も予定されますし、アメリカでは大統領が交代します。

 

 いずれにしても、皆さまにとって、ウシなわれた1年を取り戻す素晴らしい年になりますようお祈り申し上げます。