7日は、大和市内の食品会社ニッコーの代表取締役会長である山﨑貞雄さんの叙勲パーティーに出席しました。山﨑さんは大和商工会議所会頭を歴任し、産業振興の功労者として旭日双光章を受章されました。
 
 山﨑さんは起業前に食品会社・紀文に勤めていた際、紙パックの豆乳に穴を空けてストローで飲めるよう提案し、採用されました。今でこそ紙パックのストロー口(ぐち)は定番ですが、昔はハサミでパックの端を切って、ストローを刺して飲んでいました。山﨑さんの発明はスゴイと思いました。
 
 
 パーティーの後は、大和中央シティライオンズクラブが主催する「爆笑劇場PART16」にスタッフとして参加しました。今年も落語家の林家たい平さん、講談師の神田京子さん、若手芸人が出演し、会場は笑いに包まれました。若手芸人「犬一とやっちゃん」の「犬一」と写真をパチリ。とても可愛らしいですね。
 
 
 さて、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」で中止となった企画展「表現の不自由展・その後」が8日、再開されました。この企画展では、昭和天皇の肖像画をバーナーで燃やし、その灰を踏みつけるコラージュ映像を含んだ作品「遠近を抱えてPart II」も展示しています。
 
 とても不快感を感じますし、凡庸な私には芸術作品とも思えません。「表現の自由」は民主主義社会の原点ですし、最大限に保障されるべきです。なので、映像がたとえ多大な不快感をもたらす内容であっても私的に展示することは自由であるべきだと思います。ですが、公金を出し、公的な施設で展示することには疑問を持たざるを得ません。「表現の自由」と「公金支出の適正さ」は別問題だと考えます。
 
 報道機関(特にテレビ)の大半は慰安婦像ばかりクローズアップしていますが、当該映像についてはほとんど触れていません。少なくとも報道機関は「表現の自由」を論じる前に、自らがフェアに報道すべきです。この作品を意図的にネグレクトして報じているのであれば、それこそ国民の「知る権利」を阻害しているのではないでしょうか。