大和市議会の9月定例会が28日、開会しました。
 
 初日の本会議では、10月から全国的に始まる幼児教育・保育無償化を行うための条例案が賛成多数で可決されました。議案は最終日の本会議で決をとるのが通例ですが、10月スタートに間に合わせるため即決となりました。
 
 幼稚園、保育所、認定こども園等を利用する3歳から5歳までの子供や、住民税非課税世帯の0歳から2歳までの子供の利用料がそれぞれ無償化されます。ただし、幼稚園児に対する補助額(月額)は上限が2.57万円となります。詳細はこちらから。
 
 前年度決算を中心とする各議案の趣旨も説明されました。
 
 今年度一般会計の補正予算案では、犯罪の温床となりがちな公園内のトイレ周辺を撮影するために31カ所62台の防犯カメラを新設する費用(約5500万円)を計上しているほか、地元・桜ケ丘エリアの交通危険箇所に歩道を設置するための用地取得費用(約1800万円)なども盛り込んでいます。
 
 会期は9月25日までの29日間です。しっかり審議していきます。