19日は大和市議会会派、自民党・新政クラブの行政視察の最終日。北海道札幌市の子ども発達支援総合センター(愛称「ちくたく」)を訪ねました。


 「ちくたく」の建物は元々は病院です。昭和48年、市立札幌病院の精神科病棟として竣工しましたが、精神科の成人部門は平成24年に本院に移転し、利益の出づらい児童部門が市健康福祉局に移管しました。その3年後、発達の遅れや障害のある子供らに対し医療、福祉支援を総合的に提供する複合施設としてリニューアルオープンしました。



    「ちくたく」は、遠隔の3施設も含めて8つの施設で構成されていますが、このうち、子ども心身医療センター、児童心理医療センター、自閉症児支援センターの3施設は新設です。


    各施設を同じ場所に集めることによって、発達障害児の体の発達と心の成長の両面をサポートしています。センターの隣には特別支援学級を設置した教育施設があり、連携や協力をスムーズに行っているということです。