18日は大和市議会会派、自民党・新政クラブの行政視察の2日目。北海道の苫小牧市役所を訪ねました。



    苫小牧市は王子製紙の企業城下町で、田中将大投手が率いる駒大苫小牧高校が甲子園を制覇したことでも知られます。



 この日のお題目は商店街活性化条例や買い物サポートマップです。


 苫小牧市では平成17年、大型ショッピングモールが郊外に進出して以降、中心市街地からデパートや大型店が続々と撤退しました。このような状況を脱却しようと、地元の商店街振興組合連合会が平成22年11月、商店街活性化条例の制定を求める陳情を提出。平成24年の6月議会で条例が成立しました。

 条例だけでなく、商店街の活性化、店舗改装、空き店舗の活用、中心市街地活性化など5種類の補助メニューを用意。買い物弱者、買い物難民に対応するべく、地元の商店街にどんなお店があるのかをリストアップした買い物サポートマップを9万部作成し、平成27年に市内全戸に配布しました。


 市では「商店街の元気はまちの元気」と捉えており、中心市街地の賑わいを取り戻すべく努力を重ねています。