6日は大和市議会3月定例会の本会議でした。私は6日の3番目に登壇し、文化複合施設シリウスや中央林間図書館の来館者数や郷土愛を育む教育、インフルエンザについて質しました。「平成最後」という表現はあまり好きではありませんが、改選を間近に控え、「任期最後」の16回目の質問です。

 

 ここでは質疑概要をお知らせしますが、ホームページではいつもと同様、全文を公開しますので、市政に関心がある方はご覧ください。
 
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1.シリウス等の来館者数
①シリウスと中央林間図書館の来館者数の受けとめについて
■市長
 両施設は開館以来、大変多くの方に来館していただいており、市民の皆様から高い評価を得ていることの表れであると認識している。
 
②シリウスと中央林間図書館の現在の来館者数について
③シリウスの芸術文化ホール、生涯学習センター、屋内こども広場の利用者数について
④市立図書館における平成27年度と29年度の貸出冊数の比較について
■文化スポーツ部長(一括)
 累計来館者数についてシリウスは2月18日に700万人を超え、中央林間図書館は1月末で約74万人だ。平成29度利用者数は芸術文化ホールが29万5008人、生涯学習センターが56万2239人、屋内こども広場が14万3576人だ。市立図書館における平成27年度の貸出冊数は48万2947冊。29年度は71万3866冊となっている。
 
⑤来館者数はどのように算出しているか
⑥シリウスと中央林間図書館の来館者数の実数は把握しているのか。
■文化スポーツ部長(一括)
 シリウスは各出入り口のゲートにて計測し、中央林間図書館はゲートにて計測した数値から実地計測をもとに来館者数を算定しており、各々実数と捉えている。
 
2.教育問題
(1)郷土愛を育む教育
①郷土愛を育む教育の意義について
■教育部長
 児童生徒が地域の一員であることを自覚し、地域に誇りと愛情を持つためには地域の伝統や文化、先人の功績を知り、地域行事に主体的に関わることが重要であると認識している。
②小中学校で副読本やまとをどのように使っているか
■教育部長
 小中学校では社会科等において補助教材として地域の環境や産業、歴史などの理解のため副読本やまとを活用している。
③副読本やまとに加え本市の偉人伝を作れないか
■教育部長
 副読本やまとには本市ゆかりの歴史上の人物を掲載しており、新たな資料を作成する予定はない。
④健康都市大学で大和を学ぶ講座を開催してはどうか?
■文化スポーツ部長
 健康都市大学では、市民でつくる健康学部として市民の皆様が講師となる講座を実施する。そのなかでは、郷土や大和に関するテーマでの講義を既に複数、予定している。
 
(2)インフルエンザ
①学級閉鎖、学年閉鎖の過去3年間にわたる件数の推移について
■教育部長
 学級閉鎖は平成28年度119クラス、29年度194クラス、30年度は2月末日現在で108クラス。学年閉鎖は28年度2校、29年度、30年度がそれぞれ4校となっている。
②児童生徒や教員に対してどのような予防策を講じているか
■教育部長
 学校では養護教諭を中心にインフルエンザ発生情報を共有し、児童生徒や教員に手洗いやうがいを励行するとともに、保健だよりで保護者にも予防策を周知している。
③児童生徒に係る予防接種の費用を助成することはできないか。
■教育部長
 インフルエンザの予防接種は国により任意接種とされているため、教育委員会では費用助成の予定はない。