2日は大和市議会議会運営委員会の2泊3日間の視察の初日です。議会改革を学ぶべく、東海道五十三次の39番目の宿場町、愛知県知立(ちりゅう)市へ足を運びました。




知立市議会は議会改革が進んでおり、早稲田大学マニフェスト研究所が実施した昨年度の議会改革度調査では、全国33位となっています。

 


同市議会では、議会に対する市民の厳しい目線を踏まえ議会改革を断行。①市民に開かれた議会②議員が議論する議会③議員が行動する議会-の3本柱の実現を目指して、平成25年に議会基本条例を制定しました。

 


一般質問における一問一答制の導入、首長の反問権、議員間の自由討議、政策討論会開催による政策提言、議員の賛否を議場のテレビ画面に映し出す電子表決システム、議決事件の拡大、予算・決算委員会の設置…。基本条例制定に前後して、さまざまな議会改革メニューを実現しています。

 

視察では、議会改革を牽引した議員らが説明してくれました。議会が活性化するメリットだけでなく、うまくいっていない点も含め、ざっくばらんな話を伺うことができました。議会改革には、なによりも議会の熱意が必要だと感じました。



 

余談ですが、知立市のゆるキャラ「ちりゅっぴ」は昨年のゆるキャラグランプリで全国2位に輝きました。同市はベッドタウンであるものの、市内には観光名所もあり、かきつばた園は五千円札の裏のイラストのモデルになっているそうです。

 

さて、この日は内閣改造がありました。当選3回の山下貴司法務大臣の抜擢はサプライズ人事でした。若手でも優秀なら実力本位で登用することもあるということなのでしょう。

 

地元選出の甘利明衆院議員は党の選対委員長に就任しました。来年の参院選を控え大変責任の重い仕事です。頑張っていただきたいですし、地元議員としても支えていきたいと思います。