大和市議会の9月定例会が25日、閉会しました。柿本隆夫教育長の再任や歩く健康づくり推進条例、今年度の一般会計補正予算など14議案を可決、同意。昨年度の一般会計、特別会計の決算6件をそれぞれ認定しました。
 
 副市長、教育長、教育委員、監査委員などの重要な役職は市議会の同意が必要となっています。国会でも日銀総裁・副総裁やNHK経営委員などが同意人事の対象ですが、同じような仕組みです。
 
 教育委員会制度の改革に伴い、教育長は平成27年度以降、首長から直接任命されるようになり、教育委員会を代表するなど権限が強化されています。教育長(任期3年)の同意人事は重要な案件です。

 

 柿本教育長にとって新制度1期目となる3年前の人事案採決の際、私は議場を退席して賛否を示しませんでした。ですが、放課後寺子屋事業をはじめ学力向上策に熱心に取り組んでいるなどの実績を踏まえ、同2期目となる今回は同意しました。柿本教育長は「子供の未来のための取り組みの先頭に立って奮励努力する」と所信を表明しました。
 
 私は市議会の一般質問で毎回、教育分野を取り上げてきました。教育委員会の定例会議もできる限り傍聴しています。これからも教育については他の分野以上に熱心にフォローしたいですし、提言したいと思っています。
 
 
 本会議終了後には、市議会会派「自民党・新政クラブ」として、大木哲市長らに来年度予算の要望書を提出しました。