平成最悪のテロ事件を起こしたオウム真理教の元幹部ら7人に死刑が執行されたのと時を同じくして、西日本豪雨災害(平成30年7月豪雨)が発生しました。死者数は9日時点で120人を超え、平成最悪となっています。安倍総理は災害対応のため外遊を取りやめました。次元が違いますが、私も市議会の会派として11日までの3日間、広島県を行政視察する予定でしたが、被災の中心地であり、急遽中止となりました。
 
 豪雨をめぐって気象庁は5日午後の段階で臨時の記者会見を開いたり、広域的に特別警報を出すなど早い段階で警戒を呼び掛けていましたが、それでも被害は甚大でした。
 
 まだ行方不明者が多くおり、詳しい検証作業はこれからでしょうが、避難せずに自宅に残ったために亡くなった方も一定数いると見込まれます。自動車の教習所では「『(大丈夫)だろう運転』ではなく『(危険)かもしれない運転』が大切だ」と教わります。「自助・共助・公助」とよく言われますが、自助であろうと公助であろうと「大丈夫だろう」と高をくくらないことが大切です。
 
 
 気象庁は昨年7月から、土砂災害、浸水、洪水の「危険度分布」をホームページ上で公開しています。どの地域にどの程度の危険性があるのかを5段階に色分けして地図上で示しています。気象庁はこれを参考にするように勧めています。
 
 FNNのサイトにとても良い解説記事がありました。ご参考までにリンクを貼っておきます。