22日は、大和正論の会に出席し、湯島天満宮の権禰宜(ごんねぎ)であり、国学院大学で講師も務める小野善一郎さんから、日本最古の書「古事記」の解説を受けました。全国の神社で6月と12月の晦日に読み上げられる祝詞「大祓詞(おおはらえのことば)」についても学習しました。
 
 
 その後は、鶴間のオークシティで街頭演説を1時間半ほど行いました。
 
 
 さて、北朝鮮問題が風雲急を告げています。北朝鮮の朝鮮労働党は核実験とICBM(大陸間弾道ミサイル)の発射実験を中止し、核実験場を廃棄することを決めました。一見すると大きな前進に見えますが、核廃棄に言及したわけでもなく、日本や韓国向けに配備している短距離・中距離ミサイルについては触れませんでした。今回示さかったICBMや核などの廃棄は、交渉材料のカードとしてとっておく算段なのかもしれません。
 
 今回の発表は、非核化というより、「事実上の核保有宣言」という見方もあります。また、弾道ミサイルの射程内である日本にとって、北朝鮮が安全保障上の脅威であることに変わりはありません。
 
 秋に中間選挙を控えているトランプ米大統領は、功を焦っているのか歓迎する意向を示し、前のめりになっているようです。ですが、北朝鮮が軟化したと見るのは早計です。拉致問題の解決も含め、あくまで日本にとっても進展があるよう、日米韓3カ国で連携して強硬姿勢で臨んで欲しいと考えます。