13日は、自衛隊OBらで構成される隊友会県央支部の防衛講話や意見交換会に出席しました。講師は前参院外交防衛委員長の宇都隆史(うと・たかし)議員で、テーマは北朝鮮情勢や防衛力強化、憲法改正です。メディアや国会審議は「もりかけ」一色で、同じ話が何度も蒸し返されていますが、今回のテーマはいずれも国民的議論が必要な喫緊の課題です。
 
 

 4月には日米首脳会談や南北首脳会談が予定されており、米朝首脳会談は5月にも実現しそうな見通しです。北朝鮮が簡単に核・ミサイルを手放すとも思えませんが、首脳会談の行方は、日本の安全保障環境を大きく左右します。そんな中、宇都参院議員は北朝鮮、韓国、中国、ロシア、米国、日本の背景事情や思惑を解説しました。

 
 憲法9条改正をめぐっては、自衛隊の合憲・違憲論に決着をつけることが目的だと国民には響かないと指摘。新たな条文の「9条の2」に自衛隊を明記できれば、「自らの国は自らの力で守る」という国民の意思を示すことができると強調しました。
 
 
 安全保障や外交はとっつきにくい分野ですが、簡明かつ要を得た分かりやすい説明でした。宇都議員は私と同学年ですが、見習いたいものです。