7日は大和市議会の会派、自民党・新政クラブの2泊3日の行政視察で和歌山市役所を訪れました。この日のメインテーマは、議員提案で策定した災害対策基本条例です。
 
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   和歌山市議会では、議員提案の政策条例を作ろうと平成24年6月に協議会を設置。各会派から委員を出してテーマを災害対策に絞り込みました。10月には、お手本となる岡山市議会を視察し、翌月末には条例の素案を策定。パブリックコメントを経て翌25年3月に条例案を提案し、全会一致で可決しました。制定までわずか10カ月というスピードの速さに驚かされます。
 
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    条例では自助、共助、公助といった3つの基本理念に沿って、それぞれ章を立てています。自助、共助の章や前文といった市民に直接関わる条文については「ですます調」を採り入れ、市民に呼びかけるような文体にしています。
 
    条例の内容を説明するパンフレットはわかりやすさを重視して、イラストをふんだんに盛り込んでいます。自治会からも「欲しい」という要望が相次ぎ、全15万世帯に配布したということです。
 
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    紀伊半島や四国の南側の海底にある南海トラフは活発な地震発生帯で、100〜150年に一度は大地震が発生しています。海に面している和歌山市は津波被害の可能性もあるだけに、様々な防災対策を取り入れています。視察の最後には、消防署に併設された防災学習センターも見学しました。
 
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    宿泊先のホテルから、和歌山城や夕日を眺望できました。絶景です。
 
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