11日(土)は、歩きながら市内の歴史に触れる「やまと歴史自然ウォーク」に参加しました。高座渋谷駅を出発し、西側エリアを巡回する南部コースです。
 
 
 まず向かったのは、地元では「花のお寺」で知られる常泉寺(曹洞宗)です。安土桃山時代の天正16年(1588年)に創建したと伝わり、春のミツマタと秋の彼岸花が有名ということです。境内には入りませんでしたので現認はしていませんが、山門をくぐると明治7年(1874年)に開校した公立小学校「桃蹊学舎」(とうけいがくしゃ)の碑があります。現在の市立渋谷小学校のルーツということです。
 
 
 神明橋を渡ると、18.7ヘクタールの広大な面積を持つ公園「大和ゆとりの森」にたどり着きました。平成24年に開園したこの公園には、多目的スポーツ広場やわんぱく広場、芝生グラウンドなどの施設があります。北側には、大和市が力を入れる健康遊具11基が設置されており、気軽にトレーニングすることができます。
 
 
 少し歩くと神明神社です。江戸時代中期から存在していたとされる中福田地域の鎮守です。小さな境内ですが、当日は地元の方がカラオケ大会を開催していました。

 

 
 最後には、下福田地域の鎮守、若宮八幡宮に立ち寄りました。書類が焼失したために創建した時期は不明ですが、元禄11年(1698年)に再興された記録があり、仁徳天皇と伝えられる御神像が祀られています。
 
 これらの神明・若宮地区では、旧石器・縄文時代から中世・近世時代に至る遺構が発掘されており、当時の支配者層の屋敷があったと考えられているそうです。
 
 その後は、若宮橋を渡って高座渋谷駅に戻りました。アッという間の2時間半でしたが、良い汗をかき、色んな発見をしました。この地域を車で通過することはありますが、歩いてみないと分からないことは多いものです。
 
 週末はこのほか、オークシティ、中央林間駅と大和駅の3カ所で街頭演説を1時間ずつ行いました。