12日は、桜ケ丘駅東口での朝立ちで始まりました。甘利明候補を支援する市議、元市議や支援者らが駆け付け、総勢7人という大がかりな活動となりました。この日も衆院選のお手伝いをした後、夜は桜ヶ丘駅西口で自民党の政策パンフを配りました。希望の党の候補が同日朝、桜ヶ丘駅西口で活動していたため、その日のうちに「臭い消し」をしておくのが目的です。
 
 
 さて、12日付の朝刊各紙に衆院選の情勢調査の結果が載っていました。与党が300議席に迫る勢いということです。与党の対立軸になるとみられた小池ファーストの会もとい希望の党が急に失速したことが原因のようです。小池百合子都知事は「政権選択選挙」と言ってみたり、選挙後の国会における首班指名での投票先を公明党の山口代表と言ってみたりと発言がブレまくり、何がしたいかよくわからないので当然でしょう。旧民主党政権の鳩山由紀夫総理でもここまで酷くはありませんでした。
 
 
 ただ、風の影響が強い国政選挙では、突然、流れが変わることもあります。橋本龍太郎政権だった平成10年の参院選では、当時の橋本総理の恒久減税をめぐる発言がぶれて、自民党は60議席確保と予測されたにもかかわらず、実際は44議席と敗北しました。一兵卒の私が大きな影響を与えられるわけでもないのですが、なお一層、気を引き締めたいと思います。
 
 
 さて、10日付のブログでは「だから自民党」とのキャッチコピーで、なぜ自民党を支持するかを記しました。今回は「やっぱり甘利」というキャッチで、なぜ甘利候補が国政に欠かせないのかを端的に説明したいと思います。写真は4日の国政報告会の際に撮影させていただいたツーショット写真です。
 
(1)経済通
  甘利明氏には「われら知財派」「日本の底力」といった経済関係の著書があります。自民党は多士済々ですが、経済政策に精通した議員はあまりいません。そんななか、経済政策通で知られる甘利氏は第2次、3次安倍内閣で経済再生担当大臣を務め、アベノミクスの司令塔として手腕を発揮しました。
 
(2)海外でも評価
 甘利氏はTPP(環太平洋経済連携協定)の担当大臣として、安倍総理から全権を委任され、米国通商代表部(USTR)のフロマン代表とギリギリの交渉をしました。一歩も引かない姿勢は、米国側から「タフネゴシエーター」と評されています。米ブルームバーグ社の「世界で最も影響力のある50人」に選ばれるなど、海外でも高い評価を受けています。
 
(3)政権の要
 安倍政権のキーマンは安倍、麻生、甘利、菅の4氏とされ、「3A1S」と呼ばれます。甘利氏は安倍総理の信頼が厚く、麻生、菅両氏の間を取り持つ接着剤的な役割を果たしています。7月の都議選投票日にこの4人で今後の対応を協議するなど、閣僚を退いても安倍総理らに頼られる要の存在です。