5日は、桜ケ丘駅近くの金毘羅神社内で行われた「桜ヶ丘盆踊り&納涼の夕べ」をはじめ、納涼祭4件をはしごしました。桜ケ丘盆踊りでは焼きそばづくりを担当。休憩をとりながら、夕方まで焼きそば炒めを手伝いました。
 
 
 さて、盆踊りと言えば、「月が出た出た月が出た、ヨイヨイ♪」で知られる「炭坑節」や、「踊り踊るならチョイト東京音頭、ヨイヨイ♪」で始まる「東京音頭」が定番です。大和市内では「新大和音頭」も踊られています。
 
 
 この日の最後に訪れた久田自治会の納涼盆踊り大会では、往年のアイドル・荻野目洋子さんの「ダンシング・ヒーロー」(1985年)がお目見えしました。桜ケ丘盆踊りでも踊られたはずです。7月2日の大和市盆踊り大会でもこの曲がかかり、私もチャレンジしてみましたが、難しくて上手く踊れませんでした。
 
 なぜ、盆踊りで「ダンシング・ヒーロー」なのでしょうか。気になって調べると、この歴史を解き明かす朝日新聞の記事に突き当たりました。
 
 この記事によると、名古屋市を本拠地とする「日本民踊研究会」の2代目会長の島田豊年さん(故人)が面白半分で振りを付けたのが発端。愛知発で全国に広がっていったようです。
 
 「ダンシング・ヒーロー」はとてもリズミカルでノリの良い曲です。伝統的な音頭はそれはそれで味わい深いですが、盆踊りに面白がって踊る要素を取り入れることができれば、老若男女を問わずに楽しめそうです。高齢化が進む盆踊り大会に若者を呼び込む意味でも、良い選曲だと思いました。