27日は、大和市教育委員会の7月定例会を傍聴しました。この日の主な議題は、小学校で来年度から始まる「特別の教科 道徳」の教科書採択とあって、数十人もの傍聴者が詰めかけました。
教育委員会定例会に先立って、大和市の教科書採択検討委員会は5月31日、7月3日の2日間にわたって検討作業を実施。①光文書院②光村図書③教育出版④学研教育みらい⑤東京書籍⑥日本文教⑦学校図書⑧廣済堂あかつき-の8社の教科書について、調査研究員の報告や採択検討委員の所見を記した報告書をまとめました。
この日の定例会では、報告書に基づいて審議。教育長を除く教育委員4人から、光文書院、光村図書、教育出版の教科書を推す意見がありました。この3社について採決した結果、光村図書3人、光文書院1人、教育出版0人となり、光村図書が選ばれました。
光村図書の教科書について、教育委員からは「最初の見開きページに『みんな生きてる』と記載があり、命の尊さを巻頭から訴えている」「自らの考えを深められる」「いじめを重視している」といった評価がありました。
同社のHPを見ると、「みんな生きてる みんなで生きてる」といった編集方針に立ったうえで、「考え、議論する道徳」を目指しているということです。
惜しくも選に漏れましたが、教育出版の小学5年生向け教科書では、本市出身のノーベル化学賞受賞者・根岸英一さんが取り上げられています。また、学校図書が発行する小学3年生用の教科書(副読本)では、「ナホとメグ」というタイトルで本市出身の女子サッカー・川澄奈穂美選手らの友情物語も取り扱っています。
6月議会の一般質問でも言及しましたが、道徳の教科書に本市出身の偉人が2人も掲載されているのは大変喜ばしいことです。
次期学習指導要領では「考える道徳」といった方針が打ち出されており、それに沿った採択と言えるでしょう。個人的には、道徳の授業にあたっては、必要な徳目を身につけることや、偉人に学ぶ姿勢も疎かにしないでほしいと考えます。
