2日は、1週間後に夏祭りを控えた金毘羅神社の飾りつけ作業の手伝いからスタート。2年に1回開催される大和市消防操法大会や、大和市民盆踊り大会にも出席しました。
 
 
 さて、同日の都議選で自民党が歴史的惨敗を喫しました。定数127のうちわずか23議席で、議席占有率は2割弱。公明党と同数で、共産党より4議席多いのみです。都議選は、勝者総取り方式の小選挙区ではなく、定数によっては3着、4着、5着でも当選できる中選挙区であるだけに、ここまで大敗するのは衝撃です。
 
 NHKの選挙特番をずっと視聴していましたが、NHKが同日に行った出口調査によると、「普段支持している政党」のトップは自民党(32%)でした。これは都民ファーストの会(14%)をはるかに上回っています。決して低い数字ではありませんが、自民党支持層のなかで実際に自民党候補に投票したのは59%にとどまりました。一方、支持政党を持たない「無党派層」の投票先は都民ファーストが40%、共産党が16%、自民党が13%でした。なんと自民党は共産党を下回りました。
 
 今回の都議選は国政と大幅に連動した。小池ブームがまだ続く中、自民党はお灸を据えられた。都民ファーストの会は、加計学園問題への対応を中心とした安倍政権や自民党に対する批判の受け皿になった。
 
 選挙と出口調査の結果を見比べて、私はそのように受け止めました。
 
 もちろん、日頃は自民党と連携する公明党が、都民ファースト側、つまり敵方に回ったという事情は大きいかと推測しますが、そこは各選挙区の結果をつぶさに分析しないと分かりません。
 
 いずれにしても、安倍政権や自民党に対する世論が想像以上に厳しいことは確かです。一方、自民党支持率は3割あります。お灸の側面が強そうですので、姿勢が改まったと国民に理解されれば、再び支持してもらえる余地は十分あると思います。私自身も、謙虚に真摯にあたっていかなければ…と痛感しました。