28日は、「大和正論の会」が毎月行っている講演会に参加しました。講師は産経新聞元ソウル支局長の加藤達也さん(現・社会部編集委員)です。加藤さんはソウル支局長時代の2014年8月、朴槿恵(パク・クネ)前大統領の名誉を傷つけたとして韓国地検から起訴されましたが、翌年12月、無罪になりました。
 
 
 加藤さんは、9日に行われた韓国大統領選について「韓国では国民情緒をつかんだ候補が勝ちだ。圧勝とみられた文在寅(ムン・ジェイン)大統領の得票率は4割にとどまった。安定感はない」と解説。そのうえで「憲法の上に”国民情緒法”があると(俗に)言われる」と述べ、韓国社会における「国民情緒」の影響力の大きさを指摘しました。
 
 名誉棄損問題で拘束を受けたことについては「理不尽な要求に妥協しないことが教訓だ。判決後、(ソウル中央地裁の)裁判所職員から『無罪を信じていた』と言われ感動した」と語りました。
 
 
 会場は林間学習センターの会議室でしたが、110人を超す大賑わいで女性の参加者もちらほら。ユーモアあふれるトークに時折、場内が沸き、アッという間の2時間でした。
 
 同日はこれに先立ち、大和中央シティライオンズクラブのメンバーとして、「中央林間手作りマルシェ」が行われている中央林間駅頭で献血活動の協力を呼びかけました。
 
 日本赤十字社の方々が駅付近にブースを設置。私も協力を呼びかける以上、献血しました。初めての体験で、400ミリリットルという採血量に最初は戸惑いましたが、特に痛いわけでもなく、30分弱と短期間で終了。心配は杞憂に過ぎませんでした。