10日は終日、大和市議会の臨時議会に出席しました。人事案件を中心とした1日だけの議会です。

 

 臨時議会では大木哲市長が冒頭、2件の専決処分(=市長が議会の議決を経ずに処分すること)を報告。3月にボヤ火災があった市庁舎の維持管理費として961万円を追加する補正予算や、国の法改正を受けて年収360万円未満相当世帯の幼稚園・保育所等の経済負担軽減をはかる条例改正が、それぞれ承認されました。

 

 正副議長選では木村賢一議長(自民党・新政クラブ)、山田己智恵副議長(公明党)をそれぞれ選出。議員選出の監査委員として井上貢市議(自民党・新政クラブ)が選ばれました。このほか、正副委員長をはじめとする各委員会の人事が決まりました。

 

 私は今年度、総務常任委員会、基地対策特別委員会に所属します。審議会などの附属機関は市立病院運営審議会委員を務めます。議会報編集などにあたる広報委員会も続けますが、この1年間、委員長職を拝命することになりました。市民にとって読みやすい、読みたくなるような紙面への改革を目指していきます。

 

 さて、この日の朝刊各紙では韓国大統領選の記事が紙面を賑わせていました。選挙では前評判通りの強さを見せて、革新系の「共に民主党」の文在寅(ムン・ジェイン)氏が初当選しましたが、文氏は反日・親北朝鮮で知られます。対北朝鮮政策がどうなるのか。在韓米軍に配備された高高度防衛ミサイル(THAAD)がどうなるのか。慰安婦問題の日韓合意がどうなるのか…。隣国の動向が気になります。

 

 そんな最中、産経新聞元ソウル支局長で社会部編集委員の加藤達也(かとう・たつや)さんが今月、「韓国新政権のゆくえ~日本の対韓政策について」と題して、大和市内で講演します。

 

 

 加藤さんは、朴槿恵(パク・クネ)政権時代の2014年8月、韓国地検による名誉棄損事件で起訴され、拘束され続けましたが、翌年12月、無罪となりました。講演では「朴政権と戦った500日間」を語り、新政権がどのような舵取りをしていくかを解説していただく予定です。市内外を問わず、どなたでも参加できます。是非、足を運んでいただければと思います。

 

 【日時】5月28日(日)16:00~18:30
 【テーマ】「韓国新政権のゆくえ~日本の対韓政策について」
 【場所】大和市「林間学習センター」3階集会室
    (大和市林間2-6-18、℡046-274-4361)
    *中央林間駅から徒歩8分、南林間駅から徒歩7分
 【参加費】1000円(学生・女性500円)
 【主催】大和正論の会