23日は大和駅北口で朝立ちした後は、自分の新春の集いの準備。夜は自民党大和市連合支部の総務会でした。
 
 さて、本日のメーンイベントは、自民党神奈川県連が市町村議員向けに行った「スポーツ振興に関する研修会」です。場所は、2019年ラグビーW杯と2020年東京五輪の会場となる横浜市内の日産スタジアム(横浜国際総合競技場)でした。
 
 
 研修では日本サッカー協会最高顧問の小倉純二さんがレクチャー。国際試合で日本に不利なルール改正をされないように、国際競技連盟(IF)などにおける日本人役員の数を増やす必要性を強調していました。
 
 
 日産スタジアムは、日韓共催の2002年サッカーW杯の決勝戦が行われたことで知られます。内部を見学させていただきましたが、ロッカールームには、決勝戦に臨んだブラジルチームが当時書き残したホワイトボードが保存されています。なんでも、サッカーW杯では複数優勝した国の優勝年を2回分足すと「3964」になるというジンクスがあるそうで、ボードにはこんなことが書かれていました。
 
 ドイツ    1974+1990=3964
 アルゼンチン 1978+1986=3964
   ブラジル   1970+1994=3964
        1962+2002=3964
        1958+2006=3964
 
 この数式を使って、当時のブラジル選手は戦意を高揚させたそうです。陽気で楽天的なお国柄が垣間見える微笑ましいエピソードですね。なお、ブラジルはこの2002年大会で優勝したものの、次の2006年は栄冠を逃し、ジンクスは続きませんでした。
 
 
 日産スタジアムを中核とする新横浜公園は、近くの鶴見川が大雨で氾濫した際に水没し、洪水の一部を溜める遊水地です。この機能によって周辺地域の浸水被害を軽減しており、過去17回、水を溜めたということです。まるでパルテノン神殿のようにスタジアムの下にそびえたつ駐車場内の柱(なんと1000本以上!!)には、過去の最高水位が記されており、その高さに驚かされます。
 
 
 それはともかく、ここの駐車場は大変広く、わかりづらいです。あまりにも同じ風景が続くので、方向音痴の私は、帰る際に自分の車を見つけられず、1時間もさまよってしまいました…。
 
 
 同スタジアムでは見学ツアー(大人個人:500円)も催行しています。サッカーファンならずとも楽しめると思います。