3日は文化の日。今年は憲法が公布されて70年となります。ですが、その話はさておき、大和市では大和駅東側地区の文化創造拠点がオープンしました。ここは➀芸術文化ホール②図書館③生涯学習センター④こども広場-の4つの機能を備えた複合文化施設です。
 
 
 記念式典で、大木哲市長は「この地点が健康都市の象徴、大和市のランドマークになっていただければ」と挨拶。ノーベル化学賞受賞者で名誉館長の根岸英一さんは「いつになっても故郷は大和市だ」と話しました。甘利明前経済再生担当大臣は「人類の文化創造拠点となるよう大いに活用、交流してほしい」と祝辞を述べました。
 
 
 
 大和市ゆかりの文化人である青山文平さん(直木賞受賞作家)、及川正通さん(イラストレーター)らの文化芸術顕彰表彰式も執り行われました。神奈川フィルハーモニー管弦楽団はドヴォルザークの交響曲「新世界より」を演奏。ホールの音響の良さをアピールしました。4日は堺屋太一さんの講演会(無料)も開かれます。
 
 式典終了後に館内の自由見学ができました。全体的に、健康や大和市を題材としたテーマパークのような構成になっています。せっかくなので、パンフ等に基づき、施設の内容をご紹介します。
 
 6階は「生涯学習センター」です。予約なしで使える市民交流スペース「ぷらっと大和」をはじめ、会議室(大会議室は定員55名)、和室、印刷室などがあります。同日はかないませんでしたが、天気が良いと富士山が見えることもあるそうです。

 
 
 5階は「図書館」です。一般開架や情報検索コーナー、読書室があります。地域資料コーナーでは、つる舞の里歴史資料館(つきみ野7丁目)の収蔵品の一部を展示しています。根岸さんや及川さん、マッチこと近藤真彦さんらの本も飾ってありました。
 
 
 4階は「健康都市図書館」です。健康に関する図書を集めているほか、健康度見える化コーナーでは体組成計、骨健康度測定器などを利用できます。ロボットコーナーでは、介護ロボットを展示。新聞、雑誌の閲覧やDVD・CDの視聴もできます。
 
 
 
 3階は「大和こどもの国」です。0~2歳児の乳幼児を対象にした「ちびっこ広場」や、3歳~小2までの「げんきっこ広場」があります。こども図書館やこども読書室、スタジオなども備えています。
 
 
 
 2階は「市民交流のフロア」です。政治、法律、経済、教育などの資料が配架されているほか、市役所連絡所、イベント観光協会が入居しています。
 
 
 1階は「感性と創造の場」ということで、約1000人収容のメインホール(1階約800席、2階約200席)やサブホール(約270席)やギャラリーがあります。FMやまとのスタジオもあり、スターバックスで同館所蔵の本を読むこともできます。
 
 
 近くの方もそうでない方も是非、お立ち寄りください。一度だけでなくリピーターになっていただければ、ありがたいです。