8、9日は、朝立ちや都内で開かれた地方議員研究会でした。途中の道すがら、イチローのメジャー3000本安打達成の号外が配られていました。



 勉強会は、「人口減少社会における持続可能な医療・介護を考える」と題した城西大の伊関友伸教授のレクチャーです。



 《少子高齢社会が今後、本格化していくと、医師不足が進んでいき地域崩壊が生じる。1カ月あたりの休日が4日以下の医師が半数近くを占めており、産科、小児科、救急などの現場では医師不足が深刻だ。病院の二極化現象も進行。医師が都市部に集中し、地方に集まらなくなっている。そんな中、地方で過去10年間の就業者数が増えている唯一の分野が「医療・福祉」であり、産業振興の観点から病院や福祉施設を考えるべきだ。医療・介護提供態勢を確保するためにも、都市部の出生率をあげる必要がある》



 総じて、こんな話でした。「医療体制が充実していないと高齢者や子育て世代が地域外に流出してしまう懸念がある」という視点はとても参考になりました。


 生前退位をめぐる天皇陛下のお言葉をネットで拝聴しました。皇太子殿下は現在56歳で、今上天皇が即位された年齢(55歳)を超えています。あまり報じられていませんが、こんな事情も考えなければならないと思います。



 リオ五輪をはじめ、このところニュースが盛りだくさんです。ロンドン五輪の日本のメダル数は金7、銀14、銅17-の計38個(11位)でしたが、今回は2020東京五輪に向けた試金石となるので、それ以上を期待します。