8、9日は、朝立ちや都内で開かれた地方議員研究会でした。途中の道すがら、イチローのメジャー3000本安打達成の号外が配られていました。
勉強会は、「人口減少社会における持続可能な医療・介護を考える」と題した城西大の伊関友伸教授のレクチャーです。
《少子高齢社会が今後、本格化していくと、医師不足が進んでいき地域崩壊が生じる。1カ月あたりの休日が4日以下の医師が半数近くを占めており、産科、小児科、救急などの現場では医師不足が深刻だ。病院の二極化現象も進行。医師が都市部に集中し、地方に集まらなくなっている。そんな中、地方で過去10年間の就業者数が増えている唯一の分野が「医療・福祉」であり、産業振興の観点から病院や福祉施設を考えるべきだ。医療・介護提供態勢を確保するためにも、都市部の出生率をあげる必要がある》