27日は高座渋谷駅で朝立ちし、議会改革実行委員会や自治会のお祭り準備会合に出席しました。

 さて、近隣の相模原市の障害者施設で、45人死傷という戦後最大の殺傷事件が起きてしまいました。8年前の秋葉原の通り魔殺傷事件をしのぐ大変凄惨な事件です。

 衆院議長宛ての手紙に、手口や標的を含めた犯行計画が詳細に予告されていました。措置入院後の対応は十分だったのでしょうか。措置入院の際に大麻で陽性反応が出たのに、なぜ逮捕されなかったのでしょうか。津久井やまゆり園の警備態勢は十分だったのでしょうか。防犯カメラは役に立っていたのでしょうか。そもそも、障害者を殺すべきという思想傾向に至った背景は何でしょうか…。

 様々な疑問がありますが、まだよく分かりません。色々と難しい事情 もあるのでしょうが、不作為が連鎖してしまったような気がしてなりません。



 植松聖容疑者のものとされるtwitterを見ると、「デブは本当に心が汚れています!周りに冷たくされ、傷ついているからです! 日本国と高須様のお力で、全てのデブを脂肪吸引して頂けませんか? 美人が増えることで、日本全体が元気になればと考えました! 宜しくお願い致します!」(7月12日付)といった記述がありました。人間の美醜に対する強い意識を感じます。

 私は心理学者ではありませんが、この記述や過去の整形を踏まえると、植松容疑者は「醜形恐怖症」(身体醜形障害)を抱えており、それが歪んで肥大化したことで「障害者を殺せ」という危険な発想に結び付いたのではないか、という気がします。情報が少ない現時点での単なる個人的な推測ではありますが…。

 背景事情をいち早く解明したうえで再発防止に努めてほしいと切望します。