22日は市議会本会議に出席。同日をもって3日間の一般質問が終了しました。


 さて、参院選が公示されました。桜ケ丘駅前(東口)の掲示板にもポスターが貼られ、自宅には早速、投票所入場整理券が届きました。




 選挙の争点は何でしょう。消費税増税の先送り自体はほとんどの与野党が求めていたので、対象にはなりません。とするならば、「アベノミクス」に代表される経済政策をはじめとして、現在の自公連立政権を信任するのか。民進・共産両党を中心とした野党共闘に期待するのか。その2者択一だと考えます。


 デフレ脱却、景気回復への道のりはまだ途上ですが、旧・民主党政権時代に比べて大幅に改善したことは疑うまでもありません。自民党のサイトでは、アベノミクスの成果や目標を、分かりやすいグラフィックで示しています。是非、ご覧ください。


 野党は、経済政策を批判しているものの、代案を示していません。大変残念ながら、二大政党の一角であるべき民進党は、政権交代前の旧民主党よりも退化してしまいました。


 民進党は参院選にあたり、「(憲法改正が発議できる)まず、3分の2をとらせないこと。」というポスターを作成。共産党と一緒になって、改憲阻止を訴えています。国民のなかで憲法改正の賛否は拮抗しているので、「大票田」である護憲派を取り込みたいのでしょう。


 私は、自衛隊は違憲であると読み取れる憲法9条2項は改正すべきだと考えます。憲法改正論議から逃げてはならないと思います。


 ただ、憲法改正は、参院選の結果、改憲勢力が衆参両院の3分の2を占めたとしても、国会ができることは、憲法改正するかどうかを国民投票にかけるための発議までです。憲法改正の可否を最終的に判断するのは国民投票なのです。


 「発議」という現行憲法で定められた権利すら与えまい、とする野党側の主張は非常にナンセンスです。