27日は大和市倫理法人会のモーニングセミナーからスタート。講師は、金槌で金属を叩いたり伸ばしたりする鍛金彫刻家、安藤泉 さんでした。


 
安藤さんは藤沢市在住ですが、大和市南林間のアトリエで創作活動をしています。大和市内ではスポーツセンター、市立大和中、つきみ野水道みち公園などの野外彫刻を作っており、南林間駅西口前の彫刻は夫婦で手がけたということです。市外でも、東京・丸の内仲通りや美ヶ原美術館(長野県)、大分市美術館などで多数の作品を残しています。



 この日の講話では「作品は、社会や人へのプレゼンテーションでありプレゼントだ。人々がくつろげる空間を作ろうと努力している」と話していました。スライドではダイナミックな作風が随所に見られましたが、今度、注目して実物を見てみます。


 このほかは、旧知の教育関係者との意見交換など。夜は小田朋美さん(ボーカル&キーボード)と関口将史さん(チェロ)のライブに足を運びました。背景には満月が飾られ、幻想的でした。

 さて、同日に伊勢志摩サミットが閉幕し、オバマ米大統領が被爆地・広島を現職の米大統領として初めて訪問しました。謝罪の言葉こそありませんでしたが、未来志向で心のこもった素晴らしい演説でした。

 米大統領は依然として「核のボタン」を握っており、「核なき世界」という理想への道のりが遠いことは変わりません。ただ、この日は「ヒバクシャ」と抱擁して握手する感動的なシーンもあり、歴史的かつ象徴的な一日だと捉えます。