25日は、大和市議会定例会の6月1日招集に先立って、代表者会議や議会運営委員会が開かれました。そろそろ議会が始まりますので準備を始めます。



 午後は、「関東若手市議会議員の会」の研修で、東京都品川区の区立品川産業支援交流施設「SHIP」 を視察しました。



 SHIPがある品川区大崎は、明治時代に官営のガラス工場が操業するなど「ものづくりの街」としても知られ、ローソン、モスフード、日本精工(NSK)、明電舎といった大手企業の本社が集積しています。品川区が平成16年にまとめた「大崎駅周辺地域 都市再生ビジョン」では「東京のものづくり産業を先導する拠点をつくる」と明記。その一環としてSHIPが昨年6月、「大崎ブライトコア」の3、4階にオープンしました。




 ものづくり産業が交流・情報交換できる拠点とすべく、会員制の「オープンラウンジ」や、最長5年で安価に貸し出す「オフィス」スペース、3Dプリンタや顕微鏡が導入されている「工房」エリア、イベントホールなどがあります。


 興味を引くのは72個のメールボックス。SHIPの会員はここを会社の住所として登記できるということです。地権者の土地・建物を再開発ビルの床などの権利に置き換える「権利変換」を行うことで、区は総工費を負担せずに開設できたという点も驚きです。




 いやはや、さすがに東京都の23区は違いますね。